表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

家と奴隷を買いました。

「フ~やっと着いたか。」


家を出てから10時間、普通の人なら4日ぐらいかかる距離を魔法を使ってようやくたどり着いた。


今いる場所は、王国アルテリアの首都アルテアだ。


アルテアの街並みは綺麗でヨーロッパのような建物が立ち並び、中心には王城がある。


そんな街の中を見て回りながら、家をどうしようか考えていた。


お金はたくさんあるので家でも買おうかなぁと思い、不動産屋に立ち寄った。


中に入ると店員がやってきて


「いらしゃいませ。家をお探しでしょうか。それならこれからいろいろと紹介しますのでこちらに座ってください。」


それからいろいろと紹介されたものを見ながらどの家が良いか考えた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ちなみにこの世界のお金は銭貨、銅貨、大銅貨、銀貨、大銀貨、金貨、王貨となっていて、日本円で10、100、1000、1万、10万、100万、、1億となっている。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

しばらく考えた後、金貨10枚の貴族が住んでいそうな屋敷を選んだ。その屋敷は、一階がお風呂と調理場にリビング、そして空き部屋が4つ、二階にも空き部屋が5つあるとても大きな屋敷だった。

(やっぱり日本人は風呂がないとな。じいちゃんの家には風呂がなかったからつらかったんだよな。)

屋敷を買ったあとは、屋敷を維持するために奴隷を購入しに行った。


奴隷商のなかに入ると中はそれほど汚くなく以外と清潔だった。

それから豚みたいな奴隷商人がこちらにやって来たので一緒に見て回り、良さそうな人達と面会させてもらった。


まずは銀髪ショートヘアの銀狼族の少女。

名前はアリアで年は10才。ある日、村が盗賊に襲われたそうでそのときに奴隷として売られたらしい。今は余り元気がなく、見た目も汚いがちゃんと洗えばとても可愛い美少女になるだろう。金貨5枚


次に金髪ロングヘアのエルフの少女。

名前はソフィアで年は俺と同じ12才。

この子も同じく集落が襲われて奴隷になったらしい。彼女は今でも華やかそうな印象があって、俺が信用出きるかどうか確認しているような眼で見てきていて、とてもしっかりしたお嬢様って感じがした。

金貨25枚


その二人を合わせて金貨30枚で購入することにした。


「それでは契約の儀を行います。こちらに血を一滴ずつ垂らしてください。…これで契約の儀が完了しました。次に奴隷についての説明を致します。奴隷は基本的に主人の言うことを聞きますが、過度の暴行や殺害は刑罰対象となりますのでご注意下さい。また、奴隷による犯罪も主人の責任となりますので

そちらもご確認下さい。」


それから、簡単に汚れを落としてからそれぞれ自己紹介をした。


「これからよろしくお願いします、ご主人様。わたしの名はソフィアと申します。」


「わたしの名前はアリア、…です。これからよろしくお願いします。ご主人...様。」


「あーあ、よろしく。俺の名前はエルって言うんだ。ソフィア達には俺の家で働いてほしいんだ。それにそんなに畏まらないでいいんだぞ。」


「いえ、それはできません。わたしたちは奴隷ですので。」


「そうか。まぁ、今は無理でも今後もっと自分らしさを出してくれたら嬉しいな。それじゃー、まずはソフィア達の服を買いに行くぞ。」


そう言って二人を連れて服屋に向かった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ