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異世界転生しました

「おぎゃー。」


そういう声がが聞こえた。あれっ、でもこれ俺の声じゃないか。

そう思い再び声を出すと

「うぎゃー、いぎゃー」


あれ、どうして赤ちゃんの声になってるんだー。...


手をあげたりして確認してみると、小さくてかわいい赤ちゃんのおて手だった。


どうやら俺は本当に赤ちゃんになったらしい。


最後の記憶は確か学校から帰宅してた時だったな。


おそらくその帰り道で死んだのだろう。


そんなことを考えていると、目の前に60歳ぐらいの元気そうな爺さんが立っていた。


その爺さんが俺をだっこしてしばらくいろいろ知らない言葉で声をかけながらなでたりしてくるので、しばらくされるがままだった。


…それから12年の時が経ち、


今では俺は12歳、名前は「エル=クライブ」と名付けられた。


12年間の間でこの世界について聞いたところ...


この世界はアースガル、剣や魔法のあるファンタジーな世界で獣人、エルフ、ドワーフなどよくあるファンタジーの世界の種族がいるらしい。


じいちゃんの名前は「ルー=クライブ」。


昔は剣聖と呼ばれていたそうでこの世界でも最強クラスの強さを持っていて、現役時代は20メートル以上の巨大な龍を一振りで倒してたりして今でも国で英雄扱いされているそうだ。


俺の住んでいるこの家は森の奥深くで有名な危険地帯らしい。けど、俺の家は爺ちゃんが住んでいるので魔物は全く襲ってこないので安全だ。


俺は普通の人よりとても多い魔力を持っているそうで初めから爺ちゃんの2倍ぐらいの魔力を持っていたそうだ。ちなみに爺ちゃんも人族ではトップクラスの量を持っている。


魔法適正も全属性使えるのだが、爺ちゃんにはどんな魔法を打ってもすべて剣で一振りで消されてしまうので、攻撃魔法での戦い方はあきらめた。


4歳から爺ちゃんと修行を初め、今では爺ちゃんに習った剣と魔法を使っていろいろと試行錯誤した結果、ようやく爺ちゃんとまともに戦える戦闘スタイルを生み出した。


そのスタイルとは、オリジナル魔法の「魔装纏武」というのを用いて剣で戦うというものだ。


「「魔装纏武」は俺の膨大な魔力を体に纏わせ、属性を持たせた魔力の鎧で身体を強化して戦うというものだ。この魔法のおかげで魔力の量によって攻撃と防御、そして速度を上げることができ、初めて爺ちゃんに使ったときは爺ちゃんを圧倒して勝ったほどだ。


ただこの魔法は魔力を大量に消費し続けるので、長時間使えないことが唯一の欠点なんだけど。


今では爺ちゃんも劣化ではあるがこの魔法を使えるようになったので、

また勝てなくなってしまったけどほぼ対等に戦えるようになった。


なので爺ちゃんからもう教えることはないらしい。


「エル。お前はもう十分に強くなった。なんたってこのわしと対等に戦えるほどだからな。なのでそろそろお前はここから出て、この世界をいろいろ知ってほしい。そろそろ魔法学校の入学試験がはじまるので、そこにエルを入学させようと思っている。そこならいろいろ教えてくれるだろうし、自分のやりたいことも決めれるだろう。」


「わかったよ、爺ちゃん。爺ちゃんと離れるのは悲しいけど、いろいろこの世界のこと見てみたいと思ってたんだぁ~。それに学校にも行って見たいとおもってたし。」


「そうか。わしもエルと離れるのは悲しいけど、あとはのんびりとここで余生を過ごすさ。入学祝にいろいろとわしから明日プレゼントがあるから、出かける準備をして楽しみにしててほしい。」


翌日、出かける準備ができたので爺ちゃんからのお祝いを受け取って、泣きながら家を出た。

お祝いは、金貨100枚とミスリルソード、そして

マジックボックス付きリングだった。


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