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陰陽伝  作者: mayui
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出会い

「早く起きなさい!天辰てんしん!」

朝だ。鳥のさえずるのどかな朝だ。

のはずが、うるさい母上の声・・・。


「早く起きなさいって言ってるでしょ!朝は読経を皆で読むって約束したでしょ?!」

俺の名前は阿部ノ本天辰だ。

俺は読経が嫌いだ。何が嬉しくて朝から読経を読まなくちゃならないのか分からない。

俺の家系は代々「声聞師」(しょうもんじ)という読経とかの儀式を行っている一族らしい。

そしてその頂点に立つ人間が陰陽師と言われている。陰陽師は、五行陰陽道を極めた者だけがなれるというみたいだが・・・。

正直、俺は声聞師も陰陽師も興味がないし、なりたいとも思わない。

だいたい陰陽師なんてのは、何億といる声聞師の人間の中で神の力を自分の物にした火、水、木、金、土が操れる人間がなれるっていう神クラスの人間だけだ。正直無理だ。

まぁ、話だけ聞いてたら気にはなるけど・・・。


まぁ、そんなこんなで、一応声聞師としてこの平安時代を生きてる訳です。


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