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異世界移住生活日誌 短編集  作者: 葉月ナツメ
4/10

避暑に行こう!~精霊達の出し物~

「さぁ、いよいよお祭りよ! 皆、わかってるわね? 精一杯、お客さんを楽しませる……もとい、驚かせるわよ!」

「「「「「 おーー!! 」」」」」


ここは、シュピルツの街。

避暑にきたご主人様(クレハさま)が盗賊襲撃に巻き込まれ、その後、街の人々の心を癒すべく、お祭りが開かれる事になった。

そこで、皆で話し合い、私達精霊も一役買おうという事になった。

主催者であるアイリーン様には許可を取ったけれど、クレハ様には内緒。

だって私達が計画した出し物は、クレハ様の苦手なものだったから。


「さて、じゃあそれぞれの役目を確認するわよ! まずフウリ、貴女の役目は?」

「勿論、風を起こすこと! 場所によって強風とそよ風を使い分けて、演出すること!」

「よろしい! 強さの加減は絶対、間違えないでね! 次にフエン、貴方は?」

「火を出すこと! 火の玉を飛ばしたり、人形を燃やすことだ!」

「よろしい! 火事にはくれぐれも気をつけてね! ライカ、貴方は?」

「雷を落とすこと。墓場ゾーンで雷鳴を響かせて雰囲気を出すことだよ」

「よろしい! ばっちり演出してね! ミウ、貴女は?」

「雨を降らせること! 墓場ゾーンと井戸ゾーンで!」

「よろしい! 墓場ゾーンではライカとしっかり協力してね! ノルン、貴方は?」

「土人形を操ること。墓場や井戸から這い出せたり、お客さんを追いかけさせたりすること」

「よろしい! やり過ぎないようにね! 最後に私、キラリは、各場での照明を演出に合わせてばっちり調節するから! ……じゃあ皆、持ち場について! それぞれの健闘を祈るわ!」

「「「「「 おーー!! 」」」」」


かくして開始された、私達の出し物、お化け屋敷。

それぞれが力を使ってお客さんを驚かす、その効果は抜群で、中には途中で泣き出した人もいた。

あとでアイリーン様に、困ったような笑顔で『ちょっとだけ、やり過ぎだったかしらね?』と言われてしまったけれど、私達は皆、達成感を感じて、満足していた。

……実はお化け屋敷が苦手なクレハ様が訪れる事は、案の定、なかったけれど。

どういうエピソードにしようか、いくつか案があったんですが、これにしてみました。

以前リクエスト下さった方、いかがでしたでしょうか……。

だいぶ遅くなって、申し訳ありませんでした。

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