ティガルリア
森から、見えていた街に向かう途中に何体か、猛獣?に襲われたがなんとか撃退した。
主に、鳥と鹿みたいので、倒したら自動で消えたので、確認するして見ると、ポーチの中に鹿の肉×3 折れた鹿の角×2
鳥の肉×2 鳥石×1とあった。
一般常識で確認すると、ポーチには、所有者が設定してあって、所有者もしくは、所有者が認めた者しか、開けることはできず、
また、魔物や獣を倒すと、ドロップアイテムが自動的に回収されるのだ。
(おれって、動物殺せたんだなー)
こんなことを、思うディンであったが、仕留めたのは、村人でも倒せる、一般的な獣で、
また、神に肉体を強化されており、その上、精神が、この世界に馴染んで安定するようにになっているからである。
そうこうしているうちに、門まで辿り着いた。
ちなみに、こちらの世界の通貨は、リンで、
1リン=一円である、また
1リン小銅貨×10=10リン中銅貨
10リン中銅貨×10=100リン大銅貨
100リン大銅貨×10=1000リン小銀貨 となる。
途中、鹿の肉を生活魔法の火で焼いて食べたが、味はあまりいいとは、言えず飯を食べたかったので、ディンは急いでいた。
すると、
「おいおい、ここいらで、見ない顔だなあ、
坊ちゃんどこから、来たんだ。」
と、いかにも、守衛です、といった感じの男が、話しかけてきた。
これに、ディンは予め考えていた言葉を放つ。
「田舎から、冒険者に成りに来ました。」
すると、「そうかそうか、でも、まだ、坊ちゃんは、小さいから学校にいかなきゃ、冒険者になれないぞ。わっはっは。」
えっ、何て言った?
小説みたいに、冒険者になれば、いいと考えていた、ディンにとって、衝撃な事実であった。
この世界ティガルリアでも、原則は、何歳からでも冒険者になれるが、あまりにも、駆け出しの冒険者たちが依頼中に死ぬことが多いので、18才以下の、子供は、冒険者ギルド指定の学校に入らなければならず、18才以上でも、実績のないものは、一年間ギルドで、講習を、受けなければならないのだ。
そんなことは、ディンが知るはずもなく、
戸惑うばかりなのである。
「まあ、指定の学校は隣町にあるから、間違えたんだろ、入学試験までには、まだ時間があるし、この街でゆっくりしていけや。
わっはっは。」
はあー、そうするか、んっ、入学試験?
「んっ、お前さん、入学試験の特待生狙いだろ。あの学校は、設備がいい分人気があって、授業費もバカ高いからな。」
この世界でも、受験なのかよ!!
「まあ、とりあえずはこの街ベイスンでゆっくりしていけや。
とりあえず、チェックだけは、うけてもらうからな」
そうして、別室で水晶にてを合わせて、何も問題が、なかったので、そのまま街に入る。