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じゅ験生。(仮)  作者: 一切皆苦
いざっ! 異世界へ
1/11

現世、受験戦争

木更津 淳也12歳広陵小学校6年生

「この子は、今年受験を控えているのですのよ!」


彼の母親は、担任にクレームをいいに学校まで、きていたのだった。


「ですから、全員平等に教えないといけないわけで………」

担任は何とか、説明しようとするが、


「どこが、平等なのよ!!何で、馬鹿な子たちに合わせてうちのジュンちゃんが、ゆっくり勉強してるの!、」


母親は、いうことを聞かない。


いわゆる、モンスターペアレントである。


「とにかく、勉強の仕方を改善していただけないのなら、ジュンちゃんは、学校の時間も塾の先生におしえていただきますから!」


「いやいやいや、それは困ります。そんなのを認め出したらキリがありません。」


………先生も気の毒になーーーー

淳也は、隣で聞いていてそう、思う。


もともと、彼はそんなに頭のよい生徒ではなかった。


小学校も普通に地元の学校に通っている。

彼が、勉強を熱心にしているのは、母親の影響である。


といっても、母親も始めはそんなにやる気が、あるわけではなかった。


突然、夫に先立たれ、不安に思ったのだろうか?


隣に引っ越してきた家が受験家族だったのだろうか?


何が、あったのかは分からないが、突如母は変わってしまったのだ。


今も……….

「ですから、内申書にきちっといいように書いてくだされば、勝手に進度の遅い授業をなさっても、構わないと言っているではありませんか!」


もはや、何かに取り憑かれているようにもおもえる。


私の、父親の家系はてらなので(寺は父の兄が受け継いでいる)案外憑かれているかも…………


受験というよりかは、呪験…って上手くないわ!!


などと、思いながら母と担任の口論を見守る。


もう、慣れてしまった自分が怖い。


このやり取りは結構有名で。


私も、何人かの友達に笑われており、


何人はからかい、何人かは同情している。


そういえば、今思ったのだが、これで受験に落ちたりしたらどうなるのだろう。


想像もできないのが、恐ろしい……


何だか、憂鬱になってきた。


あれこれと、考えいるうちに話し合いが終わったようだ。解決したのかな?


「では、一旦職員会議に議題としてあげさせては、いただきます。」


「次に、何も対策が取られていなかったら、次は教育委員会に直訴しにいきますからね

!!」


解決?したようだ。

先生お気の毒さま( ̄▽ ̄)


「じゃあ、ジュンちゃん帰りましょ。

(満面の笑顔)」


「うん笑」←これ、一応私、


うわーー、態度違い過ぎーー笑


「ジュンちゃん、今日はたしか、英会話だったかしら、頑張ってね。(満面の笑顔)」


うげっ、忘れてた。また、塾かよ、。

もう、やだわーー、


……………………………………………………

某英会話教室ーー

ああー、暇だわーあっもう、黒板消してる進むの早いなーーーわー( ̄▽ ̄)


まあ、とりあえず、何となくやっとくか


……………………………………………………

まあ、われながら、困ったもんだ

まさか…………寝てしまうとはな!!!

帰り道に淳也は考える。

多分、今年は無理だろうな。


ていうか、1年ちょっとで某有名私立に受かろうとするのがおかしいんだよ!


12歳とは、思えない達観した考えである。


……まあ、気にしたって仕方が無い笑

なんか、ネットでゲームでも探すか、


…………………………………………………………………………………………………………

………………………………………………………家に帰って40分ネットサーフィンを続けていると、気になるページを見つけた。


<<悩む、じゅ験生必見>>

んっ、

何だこれ?

今なら、無料キャンペーン中って書いてるし

とりあえず、覗いてみるか笑


適当に、ページを見ているうちに


……………………………………………………………………………………………………………眠くなってきた、、、、、、、、、、、、

ぽちっ、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

!!!ここどこっ!



そこは、日本では見かけることのない、大自然


緑に囲まれた、森のなかであった。



次回は、知らない場所で目覚めた淳也の行動中心です。

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