書店で自著が平積みされていた元プロが、なろうでは底辺な理由!?
未知、よく元プロって書いてるけど、実際どんなことしてきたの?
というわけで、今回は
「この人、何者なんだろう?」
と思ってくれた方に向けて、私の『履歴書』を公開しちゃいたいと思います!
* * *
私は、学生時代のアルバイトは別として、最初から文章を書くことを職業として、社会に出ました。
20代の頃は、編集プロダクションさんのお世話になり、皆さんよくご存知の大手出版社さまからお仕事をいただき、ゲーム攻略本やアニメ・ゲーム系ムック本の執筆に携わってきました。
おかげさまで、自分の執筆した本が書店で平積みになっている光景も、何度も目の当たりにしています。
そのご縁もあって、のちにゲーム会社に中途採用で入社させていただきました。
過去の著作物や文章力を評価していただき、「即戦力」として迎えてもらえた形です。
入社当初はシナリオ専任として、イベントシナリオや広告用の文章などを書いていましたが、社会人としての経験や現場感を買っていただき、最終的にはディレクター的な立場も任せてもらいました。
シナリオだけでなく、開発スケジュールや工数の調整、他部署とのやり取りなど、現場のあれこれにも首まで浸かっていたタイプです。
……と書くと
「じゃあ作品名や会社名を出してよ」
と言われそうなのですが、そこだけはご容赦ください。
当時は本名で仕事をしていて、著者物やクレジットにも本名が載っています。
今は日常生活と創作活動をきちんと分けておきたいので、身バレ防止のために固有名詞だけは伏せさせてください。
* * *
でもさ、そんなご大層な経歴があるなら、
お前はなんで、なろうでは底辺なんだよ、
って話ですよね(笑)。
正直に言うと、理由はだいたい二つあります。
1つ目は、セルフプロモーションが壊滅的に下手だったこと。
ありがたいことに、ゲーム攻略本やアニメムック本といったお仕事は、自分で売り込むこともせず、編集さん経由で次々と頂いていました。
もちろん、私に実力がなかったら「次」は来なかったでしょう。
文筆業とは、それほどにシビアなものです。
ゲーム会社への転職も、何社も受けたわけではなく、過去の著作を評価していただけて、おかげさまで1社目で即戦力として採用してもらえました。
……つまり、私はずっと
「書けば、誰かが世に出してくれる環境」
に甘えてきてしまったんですね。
自分で読者さんを探しにいく、
自分の作品を言葉で売り込む、
いわゆるセルフプロデュースの練習を、ほとんどしてこなかった。
その穴を埋めるために、YouTubeでSEO対策を学び、それなりの成果は出してきましたが、ランキングが全てのなろうの世界では、それだけでは乗り越えられない壁があります。
それが2つ目の理由。
なろうの旬の波に、きれいに乗れていないこと。
私の作品『異世界で待ってた妹は、モーニングスターで戦う魔法少女(物理)だった件』は、
異世界×配信×妹×家族愛×魔法少女(物理)
という、かなりニッチ寄りの掛け合わせになっています。
自分が一番書きたいものを優先した結果、
いわゆる王道の追放ものや、ざまぁ系、悪役令嬢、聖女系などとは、いい意味でも悪い意味でもズレています。
書いていて楽しい以上、仕方ないとは理解していますが、
なろうはランキング文化が強い場所なので、
旬のジャンルを無視し続けていたのは、戦略ミスと言われても仕方ないな、と思っています。
だから今のところ、なろう上では立派な底辺作家です(笑)。
でも、それは「実力がないから」だけではなくて、
「戦う土俵と戦い方を、自分で選び直している途中だから」でもある、と自分では思っています。
せっかくゲーム業界やYouTubeで身につけた経験があるので、
それらを全部混ぜて、どこまで戦えるのか。
なろうというフィールドで、今まさに実験しているところです。
というわけで、次は私なりの「ざまぁ」にもチャレンジしてみようかな、と画策中です。
(タイトルと、ラストまでのプロットは全て揃っています、あとは書くだけ!)
長年ゲームにユーザーとして、作り手として携わった経験と、恋愛経験(!)を総動員して、
私らしい「ざまぁ」ってなんだろう?
を突き詰めて、またひとつ、作品に仕上げてみるつもりです。
……その話は、また別の機会に。
* * *
というわけで、現役時代にもう一生分、物語は描き尽くしたかと思っていたのですが…
まだまだ、次々と新しい物語が、私の上に降り注いできます。
胸の奥の泉から、湧き出し続けていると言えるかもしれません。
なので、もう少しだけこのフィールドで、好きな物語を紡がせてください。
そのうちのひとつでも、あなたの心に何かを伝えることができますように……。
そんな私が魂込めて書いているのが、こちらの本編です。
この物語は「1〜3話」で世界観と姉妹の関係が一気に見えてくる構成になっています。
よろしければ、まずは『3話』まで一気に読んでみてください…!
『異世界で待ってた妹は、モーニングスターで戦う魔法少女(物理)だった件』
https://ncode.syosetu.com/n5538ky/




