アーシャネット少佐と盗賊退治② 盗賊団のアジト
無事盗賊団に勝利したエリオス君。
盗賊の捕虜にアジトを吐かせます。
治安と街道の安全のため、盗賊団のアジトを追撃して撃滅させます。
その合間にアーシャネット少佐と会話します。
何やら伯爵家内でも色々と背景がありそうですが。
捕らえた盗賊を捕虜にする。
尋問して盗賊団のアジトを吐かせる為である。
「エリオス殿。
見事な勝利です。
ご協力感謝申し上げます。
盗賊団の尋問は我々に任せて頂きたい。
奴らのアジトを吐かせます。」
「少佐殿。見事な指揮でした。
後は宜しくお願い申し上げます。」
アーシャネット少佐と会話する。
凄く美人なのに怖いなこの人も。
鍛え抜かれた生粋のエリート軍人なんだろう。
どこかの貴族とか。
「一先ず皆さんありがとうございます。
お疲れ様でした。」
「ふふふ、エリオス君も私と魔法の偉大さに気がついた?」
「エリオス様、我らの弓は盗賊如きには負けはしません。」
「坊やももうちょっと活躍しなさいよ?」
「そうよ、エリオス君はシルヴィ君にべったりで。」
「エリオス様。次は私の後ろに乗って下さいね。
私はシルヴィには負けませんから。」
お礼を言うと当時に皆から同時に言葉が帰ってくる。
後半は非難の声が。
僕も頑張りましたよ。多分。
「はいはい。
僕も弓と剣で対抗しましたからね。
活躍したかはどうかは一先ず置いといて。」
「エリオス君の魔法もまだまだだね。
ファイアーボールくらい使える様になりなさい。
デートしてくれたらマンツーマンで教えてあげる。」
「エリオス様は我らがお守りするから大丈夫です。お任せ下さい。」
「坊やは女の尻ばかりに敷かれて・・・。」
「あたしが槍でちゃんと鍛え直してあげる。」
「シルヴィと組むのは今後は禁止ですね。
エリオス様は男色家ですか?私にだけ頼って下さい。」
あの・・・皆さん。そこで一斉に非難しないで下さい。
僕もがんばりますって。
あとホモ疑惑は辞めて下さい。
その、ティアナさんと組むと幼馴染のヒステリーが激しいんですって。
それから僕も一応魔法は使える様になってきましたからね。
弱いから普段使わないだけで・・・。
「仲睦まじい事は良いことですが、
盗賊団のアジトを吐かせました。
奴らは忠誠心が低い様子で直ぐに吐きました。
これからですが、伯爵様に伝達して援軍を出して頂きます。
直ぐに動ける者を総動員して盗賊団を壊滅させます、
我々は盗賊団が逃亡しないようにアジトを遠方から包囲します。
申し訳ありませんがご同行ご協力願います。」
「ここまで来たら最後までですか。
幸い、我々の中に反対者はいません・・・」
「アジト攻めの直接の戦闘は我々伯爵軍が主力として担当します。
後方からのご支援をご協力願います。」
「承知しました。少佐。」
最初から傍観者でありたいです。
まあこの双子エルフと幼馴染魔法使いが凄すぎたからですけど。
本当は逃げ出したいですが、皆乗り気です。
何故だ武闘派ども。
確かに付属学校で軍事教練は受けていますが、
僕は内政官ですからね。内政官。
役職があると勝手には逃げられないから、
引き受けるんじゃなかった・・・かも。
せめてご給金くらい出るかなぁ。
「では伯爵様に使いを出します。
伯爵様は動員指示を出されているはずなので、
直ぐに到着されるはずです。」
「準備万端ですね。
計算づくしですか・・・。」
「ふふふ。
実は全てエリオス殿のお陰です。
前の戦で殿下にもご観戦頂いて、伯爵様も重い腰をやっと上げて。
領内の治安を憂いているのは我々も同じです。
民衆の犠牲を放置していて、許せない思いは誰よりも強いです。
我々軍人も傍観者ではありえないのですよ。」
「・・・そうでしたか。
全てご存知でしたか。
申し訳ありません。私の力が及ばずながら。」
「いえいえ。エリオス殿はまだ子供じゃないですか。
それなのにこんなに沢山の支援者がいて。
王都でもキルテル村でもご活躍なされて。
しかも戦まで伯爵様に頼まれて参戦。
内政官として伯爵様の信頼厚い。羨ましい限りです。」
「彼らや双子エルフを一緒に考えないで下さい。
規格外です。
後、内政官は流れで押し付けられたみたいなものです。
信頼が厚いとは限りません。」
「そうでしょうか?
伯爵様は自分が認めない方には絶対に任せないタイプです。
我々も長い間、お目を掛けて下さいませんでした。
エリオス殿は我々とはかなり違う様子ですね。
私どもの視点では。」
「そうなのでしょうか?
色々と難題を押し付けられている様にしか見えませんけど・・・」
「自分ではお気づきになられていない様子。
私どももいつかはエリオス殿の元で戦わせて下さい。
御身の為の力とさせて下さい。」
「大げさですよ。
アーシャネット少佐殿。
私はキルテル村の小さな商人の子供です。
小市民です。高貴な貴族様と一緒にしないで下さい。」
「ふふふ。さあ、アジトに向かいましょう。
伯爵様とは現地で合流出来るでしょう。
最後のひと仕事です。」
アーシャネット少佐と会話する。
何故かアーシャネット少佐に好意的にみられている。
先の戦で会ったばかりなのに。
しかも当時ろくに会話すらしていません。
こちらが伯爵様を振り回す予定が、逆に振り回されて
難儀しているだけなんですけど。
首をかしげながらしぶしぶついて行くエリオス君でした。




