お父様への手紙と情報共有
今回は手紙を書きます。
情報共有が難しくなっています。
村の工場と王都が遠くて中々活動が難しい所に不満を感じています。
交通手段と通信手段が必要なこの時代の環境です。
伯爵様と協業する様になったので、
お父様へ手紙を書いて連絡する。
色々と相談するためである。
「どんな内容にしようかな・・・。
迷惑を掛けない様にするには。」
箇条書きで書き出してみる。
1.伯爵様のアドバイザーになって水車の使用権利をお借りした
2.製鉄プロジェクトで教授と一緒に耐火レンガに使う粘土を調査中
3.林業と製紙業を事業化する為に学生新聞と印刷業を始めた
4.トーマスさんと救荒食物の調査
5.ロザリーナお嬢様と教授と戦術研究
6.その他
そんな所かなぁ。
相談事項として
1.新型設備の開発と水車の作成、川沿いの土地の確保
2.土地の開墾の情報収集
3.林業の情報収集
4.鉱山の情報収集
5.部品の製作依頼
の情報が欲しいかも。
隣り村のリソースとかもよく知らないし隣国の状態も聞かない。
情報に疎いと言えば疎いけど。
後は友達出来ましたとか、
学校生活とか普通の話題も。
女性陣の情報は伏せておこう。
しかし王都にしか出来ない人脈はあるけど
製造業は村にいた方が捗る難しさ。
あちらを立てれば、こちらが立たない。
こういう時は仕事を任せられる人材を育てるのが第一。
教育する仕組みを作ろうか。
あとはチェリーちゃんとかメイヤーさんとかどうしてるか。
工場制手工業を機械工場にいつ進化させられるのだろうか。とか。
この移動距離が微妙に遠くて中々帰れない。
鉄道を作るしか無いが、そんなお金と技術は無いのだった。
という内容の手紙を書いたらお父様が必死になって
調べてくれたのは、後々聞いたらとても悪い思いがした内容でした。




