表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/451

新学期始まって

 さて試験とか色々あって付属学校のDクラスの新学期が始まる。

住居を学校の寮に引っ越しをしてから、

エリオス君も午前中は普通に付属学校の授業を受けて軍事訓練も受ける。

選択教科の午後は大学の講義と研究所への生活が始まろうとしていた。

となればこの人が絡んで来る訳で、



「うん、エリオス君。

 次の講義も一緒に受けれるね」

「僕は軍事訓練でボコボコにされたから

 しばらく治療してます。ぐったり」 

「アタシはアンタと一緒に講義を受けたいの!さあ一緒に来なさい。」



 ニーナさんはとても元気である。

流石にエリオス君は現代っ子で村人出身なので、

武術が得意ではありません。子供だし。

なので、軍事訓練では到底強者の教官や訓練を受けてきた同世代にも敵いません。

最初からレベルMAXみたいなチート小説みたいにはいかないのよ!

魔法もまだ使えないし。将来少なくとも盗賊には負けたくないので頑張るしかない。

でも実は中世からマスケット銃が主体になる時代はもうすぐ来ていたので

そのうち剣や槍の武術の時代は終わってしまうのである。

それは後日の話。


 エリオス君の新しいクラスでは自己紹介から始まって、

何人か知り合いが出来る。

Dクラスは庶民階級のクラスであるので、貴族はいないが金持ちが多い。

都市の各ギルドの子供が当然多いが、実は他の村からの留学生は殆どいない。

結局やはり親が金持ちの子弟が多いクラスになる。



「おう、エリオス君。

 いつも楽しくニーナさんの尻に敷かれているな」

「振り回されているのは確かに僕の方ですが、

 僕は一応被害者です・・・」

「またまた」



 友達になったエルン君が冷やかしてくる。

ニーナさんとのセットにされてしまうエリオス君であるので

やはり周囲に冷やかされるエリオス君。

ちゃっかり幼馴染ポジションを占拠されて、もはやぐうの音も出ない。

エリオス君は精神年齢的には圧倒的にオッサンであったが。

べっ、別に気にしていないんだからね。


 午後は帝国大学へ移動して講義。

幼馴染に知られると面倒なので、選択教科と言ってこっそり建屋を移動する。

大学のシステムは現代と似た様な雰囲気で、

講義を受けて単位を取るスタイルなのだろうか。

で、夕方は研究室に訪問。今の所は先生方と雑談しながら議論。

夜暗くなる前に帰宅して、寮でろうそくを使いながら開発活動。

国家がお金を出してもらえるとは言えろうそく代は高いので、

食堂に集まってろうそくを付けて皆で勉強する形になる。

皆で共有した方が安上がりだって。ろうそくの工業生産が必要。

昔の人が夜は生産的な事が出来なかった理由が何となく分かってしまった。

電灯は偉大であった。


 学校生活で幸いなのは、王侯貴族のAクラスと神官のBクラスと

それ以外のクラスは学校敷地内でも建屋が違うという事。

また大学や付属学校の構成は珍しくて、各国から留学生が来ている。

教育には金がかかるから、各国の君主の考え方で大きな隔たりが出ている。

それ故に自国で高等教育が得られないと判断する王侯貴族と金持ちの子供が

この国まで留学しに来ているという話。

学内で戦争ごっこするなよ。政治を持ち込んだらダメだからね。


 教育がしっかり出来る環境というのは中世のこの時代大変珍しかった。

当時のヨーロッパの識字率は15〜20%前後で江戸時代が70〜80%という

日本の超例外を除くとそもそも比較にならないレベル。

しかし産業革命とともに教育のニーズは高まり、各国に広まっていく。

実際に義務教育を開始したたのは1717年プロイセンからであった。

実はフランス、イギリスの様な大国は19世紀に入ってからである。


付属学校の新学期が始まって第一歩の生活。

今回は概要説明が中心。

それぞれに新キャラとイベントを考えていますが、後日の話という事で。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ