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悪令嬢とやらに転生してしまった!!  作者: アップルティー
第一章
32/41

ここは?

短いです(*´・ω・`)b

Q質問です。私は今、何処に居るでしょう?


A分かりません。


「…何処ここーーー!!」


*************


私は、落ち着く為に、一つ深呼吸することにする。

…本当にここ、何処だろう。


あの女の子…私?が、出てきて目が覚めたら、家ではない所にワープ?していた。

…?がつくのは仕方がないよね。私も現在の状況が把握できていないから。



とりあえず、全体を見渡して見る。



私の立っている周りには壮大な花畑が広がっていて、蛍みたいな黄色い光が、無数にフワフワと浮いている。

花畑の隣には、綺麗に清んでいる水が、大きな滝から流れ出ていた。

それに、今は夜のようだ。真っ暗な空に、キラキラと星が、満開に見える。


「―!こんなにハッキリと星が見えるなんて」


まさに幻想的だ。私は口を開けて、一人で感動していた。

…でも、この景色を拝められるのは良いんだけど…一人なんだよね。


私は溜息をつく。

それが、少し寂しい原因の一つだからだ。


こんなに綺麗で広いのに、一人だけって…寂しい…

肩をガックリと落としながら、私はあることに気がついた。



あの月…懐かしい?



月は、毎晩見てるはずなのに。

何故、そんなことを思ったのかと考えていると、後ろから、少し低めのガラガラした声が聞こえてきた。



「ん?――!おい!お前ら!此処に人間がいるぞ!?」


「なっ!何で此処に人間がいる!?」



どうやら、複数人が居るようだ。

私は少し心の中で安心して、声をかけようと後ろを振り返った。



「あの、すみませ…ん?!」



目の前に映ったのは、緑色の肌、とがった耳、鋭い爪、赤い目を持った、明らかに人間ではない何かだった。



まさか…ゴブリン!?



もう、何もかもがファンタジー過ぎて、私は目の前にいるゴブリンを、ただただ呆然と見ている事しかできなかった。



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