偶然? (お話をちょっと編集しました)
よし!今日はお出かけだ!
パンケーキを沢山食べるぞ~!
「昨日元気がなかったから、パンケーキをご馳走するとはいったけど、ここまで元気になるなんて・・・ルーシー、よだれが出てるわよ・・・」
「え?よだれなんて出てな・・・出てる!?」
ー
「相変わらずだな・・・」
そんなことを、町を三人で歩きながら話す。
フッフッフ、昨日は色々と考えすぎたがら、テンションが低かったんだもんね~
パンケーキの事が絡むと、私は元気になるのだ!
「えっと、パンケーキを売ってるお店は確かあっちに・・・」
「あの、すみません。・・・もしかして、ルーシー・リアフィリアさんですか?」
そう、可愛らしい声が聞こえてくる。
三人揃って振り返ると、そこにはピンク色の髪、宝石のガーネットの色より濃い色の目、愛らしい顔立ちの、私と同じ位の女の子が立っていた。
「はい、そうで・・・!?」
そうです。と言いそうになった所で、私はもしかして!?と思った。
私は確認の為に、ランベルをチラッと見る。
ランベルは、口を開けたまま、驚きの表情で固まっていた。
これで、99%は決まったも同然だ。
そして、極めつけは・・・
「やっぱり!そうだったんですね!あ、私、ソフィア・リーフコールと言います。以後、お見知りおきを」
彼女は丁寧に、ドレスの端を摘まんでお辞儀をする。
100%確定!テッテレーン!
・・・何でヒロインさんが此処にいるのおおおおお!?
「小さい頃のルーシー様が、オープニングにチラッと出てたから・・・私の記憶を手繰り寄せて来てみたら、やっぱりいたぁ!だけど、隣にいる二人は誰?」
何だか、とても嬉しそう・・・
て、言うかオープニング?・・・もしかして、転生者なのかな?
「・・・あの、取りあえず、ちょっとパンケーキ屋
によりませんか?テラスもあるみたいですし・・・」
「!はい!・・・はわぁ、ルーシー様からお誘いを受けるなんて・・・夢みたい!」
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「・・・え!?ルーシー様も転生者なのですか!?そして、ランベル様が元、ルーシー様、と・・・?」
「ええ、しょうでふゅ、」
「ルーシー、パンケーキを飲み込んでから話しなさい・・・」
「ふゃい!」
ゴックン
「・・・それで、やっぱりあなたも、自分の記憶が無い・・・と、」
「はい。乙女ゲームをやった記憶はあるのですが・・・それ以外はボンヤリとしか・・・」
「そう・・・、あ、パンケーキ食べて良いよ!美味しいから!」
「はい!頂きます!」
一応クロルスには、私やランベルの事とかを、あらかじめ話している。
まあ、話しても、最初は、はてなが浮かんでいたが、段々と話してく内に、私達の状況が分かっていったみたいだ。(他の人には内緒のことも話した。)
「ふーん・・・で、これからソフィアさんは、どうするんだ?おとめげぇむ?のストーリー通りに進めるのか?」
「いえ、私個人的には、乙女ゲームのルーシー様が大好きでしたし、それに、ヴォルフ様じゃなくて、
隠しキャラの方が好きでしたから・・・」
ポッと、ソフィアさんが顔を赤くする。
「名前は何て言う人何です?」
「それが、覚えていないんです・・・あんなに好きなキャラだったのになぁ・・・でも、顔は覚えているので、その人に会ったら、ルーシー様に教えますね。」
そのほうが、ここのことも分かっていきやすいかな・・・
でも、一つ疑問が残る・・・何故ソフィアさんは、私達の居場所を突き止め、此処にきたのか・・・
いくらオープニングの場所を覚えていても、ここまで的確に調べるかな?
・・・取りあえず、
「あ、呼び捨てで良いよ?その方が親近感がわくから」
「!で、でも・・・」
「だったら、私も呼び捨てで。」
「俺もだな」
「皆さん・・・分かりました。でしたら私も、呼び捨てで呼んで貰っても・・・良いですか?」
「勿論」
「!ありがとうございます!」
アドバイスなど、ありましたら、教えて下さると嬉しいです!(●´ω`●)
9/27 お話をちょっと変えました!(^-^;それと、都合上により、しばらく投稿が遅れます。すみません(o_ _)o




