ついに対面です!
「ルーシー様、このドレスはいかがですか?」
「凄く素敵なドレス・・・!これにするよ!アン、着るの手伝ってもらえる?」
「はい!」
・・・そう、今日なのだ。
第二王子様がご挨拶に来る日が・・・!
ランベルとクロルスからは、頑張れって言われたけど、やっぱり緊張するなぁ・・・
髪の毛はメイドさん達に結ってもらい、ドレスはアンに選んでもらって(水色のドレス)、今はそのドレスを着ているところです。
「わあ!ルーシー様、とてもお綺麗ですよ!」
「そ、そうかな?エヘヘ、ありがとう」
鏡を見ると・・・髪型が水色のドレスと合い、優しい感じになっている。
そこにコンコンとノックが響いた。
「ルーちゃん?入って良いかしら?」
「はい!どうぞ!」
ガチャ
ドアが開き、入ってきたのはお母様とお父様だった。
王様と、第二王子様が来るので、二人ともオシャレをしていて、キラキラオーラが更に倍増していた。
「とても素敵です!お父様、お母様!」
「ふふ、ありがとう。ルーちゃんも素敵よ?ドレスも品が良くていいわ」
「ドレスはアンが選んでくださったのです!」
「アンちゃん、とてもセンスがあるわね」
「おっ、お褒めいただき光栄です!」
アンがブンッと音が聞こえるぐらいに頭を下げた。
「じゃあ、王様と第二王子様がいらっしゃったから、早速行こうか。」
「はい!」
「初めまして、ヴォルフ・アドラスと言います。」
「はっ、初め、まして、ルーシー・リアフィリアと、もっももも申します!」
か、肝心な時に噛んだよ!
・・・あれ?肩が震えてる・・・?
まっ!まさか!怒らせちゃった!?
まって、落ち着いて深呼吸、深呼吸。スーーヒュフーーー
よし!
「・・・それじゃあ、大人がいても話しづらいでしょうし・・・ルーシー、あそこの部屋で王子と二人きりで話しておいで」
「はい、お父様・・・って、え!?」
ええええええ!?




