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贈り物

作者: 空羽

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


小さな一つの花弁が

僕の目の前に落ちてきた

小さな一つの花弁が

僕の手の中に落ちてきた


木からしたら欠片のような

二つの花弁


僕からしたらそれはまるで大きな贈り物


何もかも失った

何もかも失うしかなかった僕への

囁かな贈り物


小さな頃

大切な人と遊んだ

この大きな木の下で

大きな木からの贈り物


失いかけていた記憶というなの贈り物

大切な大切な贈り物


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

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