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アサシンズ ロア  作者: ぽんこっつ
MMO復帰編 
8/52

ボスイベント part1

やっとpcから書けました!

稚拙な文を読んでいただきありがとうございました

イベント転移開始を聞いて慌ててログインして転送NPCを探す


「あ~探さなくても、人が向かってる方に行けばいいかな?」


次々と目の前を慌てて過ぎてゆくドットキャラ達

騎乗に乗って急ぐもの、てくてく歩いていくもの、キャラの大移動である


そしてその波に乗っかる形で、テクテクついていく

そうすると、アイズ中央部の噴水オブジェの前に人の山ができていた

どうやらあの山に埋もれているようである


「まったく見えん…」


そうしてNPCを探すこと数分、やっと見つけた時は

無駄にやり遂げた感がこみ上げてしまった

イベントはこれからだというのに


転送された特設マップ


そこは巨大な城だった


白亜にそそり立つ巨城、その前に広がる広場の様なところに続々とキャラが飛んでくる、キャラで埋もれつつある

「戦闘おきても、これクリックできんな…」


【運営よりお知らせです!】

討伐第一陣が中央広場に集合しました

第二陣は北の広場に、その後は順に東、南、西の広場に転送されます

それぞれの広場にも、ボスが召還され討伐完了しだい、中央広場の

減った人員の応援に回ります!なお今回の戦闘にデスペナルティーはありませんが、倒れると広場への復帰に15分CTがかかり、東西南北いずれかの広場からのスタートになります!

制限時間は2時間!冒険者のみなさん!がんばってください!


「しかしこれは人が多すぎてきついな、とりあえず避難するか」


潜入スキルを使い、城壁の上に避難する

そして影に潜り込み、そっと姿を消す

よく見ると、アサシン系の十人程も同じように城壁に避難して潜伏しだした


そして城壁の上から観察すると、大きな広場の東西に3m程の小さな壁があり

その上がステージのようになっていた


「なんだろ?あのステージ?GVGマップにも同じような段差があったな」

確かあの段差が邪魔でステージの奥までは魔法の射程外だっけ


【イベントカウントダウン!】5、4、3、2、1 【スタート】

「「さあ!始まりましたイベント第一弾!」」

公式生放送も、実況を開始したようだ

部長とsayさんはヘッドセットをしながらPCに向かい合っていた

「そうか、、参加してるんだっけ」


カウント0の瞬間


東西のステージに光があふれた


東にまばゆい光のエフェクト 

西に禍々しい血の色のエフェクト


東に現れたのはゲーム内で人気ベスト3を常にキープしている

【北の大地の聖女 リスティア】

銀色の燦然と輝く光の滝のような髪

物憂げに薄く閉じられた瞳

触れれば壊れてしまう儚さ

のキャラ設定絵だったと思う

ゲーム上だとドット絵なのでそこまでわからんけど、、、、


西に現れたのが、グランドクエスト最終ボス

【深淵になんちゃらさん】

名前ながいんだもの、、、、、

血の色に染まったローブ、闇に包まれたローブの顔に輝く紅い瞳

まあ、、、これもドット絵なので

悪くて強そう!てのと深い紅のエフェクトに包まれてるとしか、、、


【聖女】いわく

【あなたは、深淵に飲み込まれてしまったのですね】

【これ以上あなたが深淵に堕ちていくのを私は救い上げる事はできません】

【ですがかって共に歩んだ友として、ここであなたは止めます!】


【かっての大魔導】いわく

【私はこの世界の矛盾の元をさがした!】

【元々神が謳ったのは、自由で平和で、、、、、平等、、、、、?】

【そんなものがどこにある!!】

【光の方を向いて歩んでも神は答えてくれない!】

【だが深淵は、、、世界が産んだ歪みの塊は!】

【虐げられた者達の記憶と共にそこにある!】

【歪んでしまった世界なら】

【壊してもう一度創りなおそうではないか】


そして二人のキャラが、NPC表示から

【大魔導】は、敵を表す赤へ

【聖女】は、補助キャラの緑へと変化した


【みなさんにこれから、私の最大支援魔法をおかけします!】

【いきます!!】


その瞬間、キャラの頭上には天使のエフェクトが現れ祝福し

体を光に包み、キャラのまわりで聖なる鐘が鳴り響く


「それ絶対ダメ!!!」


そう、、、数千人規模で集まった所に、

そんな派手なエフェクトが全員にかかったら、


「重……やってくれた…、」


生放送でもカメラマンが固まっていた

「ちょwwww聖女テロww」「真の敵は身内かああああ」

「やwりwやwがっwたwww」「時間魔法だ…と…」

コメントが荒れてる


部長さんも頭抑えてるよ…

でもサーバーは落ちてないのはさすがだけど

プレイヤー側のPCは全員が高いスペックではないので

一人また一人と落ちてるな


「ああああ!!!」ごめんなさい!!ごめんなさいー!!」

「みなさん本当ごめんなさい!」

ん?なぜかsayさんが必死で謝っている?

部長はそれを苦笑いで見ているし?


【聖女】いわく

【ごめんなさいいい!!】

あら?もしかして?


【大魔導】いわく

【困りますねぇ、種が早くばれ過ぎですよ】

ええーーと…


sayさんと部長???


公式放送にて部長いわく

「AIだけではお祭り感がでないので、それに運営チームを倒してみたいという書き込みがちょいちょい出てたので、ご期待にこたえてみました!」


しばらく離れてる間に随分攻撃的な運営になったな


「夢の運営vsユーザーwww」「積年のはずれガチャの恨み……」

「北の広場から乗り込むから待っとけ!!ww」


「もちろん東西南北広場にいるボス達も運営チーム操作ですよ」


「公式ちーとvs数の暴力ww」「北の広場のおまえの血の色は何色だぁぁ」

「ガチャの恨み…」「これいいのかww運営w」


【そして……もう戦いは始まっているのですよ!!】

【メテオストライク】

広場に無数の隕石が降り注ぐ

完全に油断してるプレイヤー達にだ

【サンダーストーム】

無慈悲に雷の雨が降り注ぐ

誰かが、魔法を撃ち返した

だがステージの奥には射程外で届かない


「鬼畜部長www」「ありえねえww」「俺なんもしてないうちに退場w」

「安心しろ俺もだwww」「支援で固まって動いたと思ったら隕石きたw」


気がつけば広場には数人残すのみ…


部長いわく

「すべての広場のボスが倒れたら、私も下の広場に降りましょう!」


「きたねえww」「汚いwさすが部長汚いww」「こwそwくwww」

「大人のいやらしさをみたわあww」「東西南北組がんばってー!」


sayさんは、、、

「みんなごめん!次からは来た人順に支援かけていく…」

「まだ時間はあるし、私もできるだけ支援するから!」



「盛り上がってるね~、さすがお祭り、でもきずいちゃったんだよね、部長【アメルナ】やりこんでなかったでしょ…」


祭りの気分を壊すのは嫌だけど、

ちょっとしたいたずら心が芽生えてしまった

「まあ逆に、お祭りだからいいか…」


俺はいたずらの準備を開始する




イベントにあるいたずら?をしかけます

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