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アサシンズ ロア  作者: ぽんこっつ
帝国編
27/52

クエスト進行

読んで頂いてる方、本当にありがとうございます、まだまだ稚拙な文で申し訳ないです

翌日、朝に部屋を出て食堂ホールへと向かう、

王子様と【伽藍】さんが先に降りてきていて、朝食を取っていた


「おはよう、王子様に【伽藍】さん」

「うむ!今朝もよき日である!」「おはようございます、アシッドさん」


朝食はビュフェ形式で、大きなテーブルに大皿に盛られた料理がいくつも並んでいた、いつもなら真っ先に食べにきている二人がみえないな


「みどりさんなら日が昇る位に、『お城っ!お城が私を呼んでるわっ!』と飛び出して行きましたよ、ガーネットさんは、さっきまでメイドさんと話しこんでいて、そのまま二人で何処かに行ったようですが 」


王子様が教えてくれる、


「うむ!拙僧はこの後、【聖骸布】関連のクエストを進めるのである!」

【伽藍】さんの武器は【聖骸布?】だったからクエストをある程度進めていけば、【?】がとれて真価が発揮できるかもしれない、偽物の可能性もあるんだけどね…


「私は情報を集めてきます、新規組とも交流を持っておきたい所ですし」

王子様の情報は役に立つ事が多いからね、軽く話しをいているとみどりさんが戻ってきた


「もうっ!白亜のお城じゃなかったわっ!赤茶けた武骨な感じねっ!朝早くから期待して出かけたのにっ!もうっ!こうなったら食べるわっ!食べてやるわっ!取りに行ってくるわ!」

お城はみどりさんの好みとは違ったらしい、それが食べる理由とどうして結びつくのかは、不明なんだが…


「うむ!食べていい筋肉をつけるのである!」

「やめてよっ!縁起でもないっ!つけないわよっ!筋肉なんて!」

「うむぅ…」

【伽藍】さんは少し寂しそうに腕の筋肉を見つめて呟いていた

どんまい!【伽藍】さん!

みどりさんは、瞬く間に取り皿を山盛りにして帰ってきた


「おいしいわっ!さすがに高いだけはあるわねっ!黒子ちゃんはまだなの」

「ええ、先ほどメイドさんど何処かにいきましたよ」

そうして話していると、階段からメイドさんが二人降りてくるのが見えた、あれ?ガーネットさんは…


「よく似合ってますよ、可愛らしいですね」

「うんっ!黒子ちゃんいい感じよっ!」

「うむ!可愛いのである!」

降りてきていたのは、メイドさんとメイド服を着たガーネットさんだった…


「変…じゃないですか?メイドさんに服の事や色々聞いている内に『じゃあ一度着てみませんか?』と言われてつい着ちゃったんですけど…」

ガーネットさんは耳まで真っ赤にしながら俯いて呟いた


「可愛いわよっ!新人メイドって感じねっ!」

みどりさんを始め、みんな好意的だ


「よかった…嬉しいです!変だったらどうしようかと…」

「似合ってるわっ!さあ黒子ちゃんも朝ご飯たべるわよっ!どれもおいしいわっ!しかも食べ放題よっ!時間が許すかぎり食べるわよっ!」

「はい!取ってきます!」

ガーネットさんも山盛りの取り皿で帰ってきて、みどりさんと話しながら食事を始める、メイド服のままで…。



「それでは私は、情報収集に出かけてきます」

「うむ!拙僧もクエストを進めてくるのである!」

王子様と【伽藍】さんが席を立った、


「私はもう少し食べてから、黒子ちゃんとお城を見に行って一緒に【武器クエスト】を進めてくるわっ!」

なんだかんだってもお城を気に入ってる様子だな…

しかもまだ食べるのか…

ガーネットさんは、みどりさんの手を握って上下に振りながら、コクコク頷いている、感謝している様だが、口に食べ物がありすぎて喋れないのだ……

ハムスターか…


「俺もちょっと【シャドウ転職クエ】で気になる事があるんで街回るよ」

そうして各自行動、緊急時はPTチャットで、なにもなければ夕方に集合することになった


【スラム街】昔はこの地域に、転職キーNPC【老アサシン】がいた、【500年】という時の流れで、【老アサシン】は居なくなっただろうが、まだ何かのヒントはあるかも知れないと思いやってきたのだ


「やっぱ、いないか…」

昔【老アサシン】がいた古ぼけた怪しい酒場は、ただの民家になっていた、

(俺あの【老アサシン】のクエ結構好きで、VRで会ってみたかったんだけどな…)

辺りを見回しても、ガラの悪そうな輩が数名うろついているだけで、特に気になる物はない、そこを去ろうとした時、ガラの悪い何人かが寄ってきた、

(街中での戦闘イベントとか嫌なんだけどな…VRになってNPCとは傷つけたくないんだけどなあ…)

2Dの時は、人型の敵キャラと気にしなかったが、VRだと人そのものだし、NPCとはいっても、それぞれ個性的で、簡単に割り切れない物があった、近ずいてきた男達の一人が口を開く


「なあ、あんた、わざわざそんな場所を訪ねて来たってことは【アサシン冒険録】のファンなんだろ?よかったら作者の生家とか案内してやろうか?」


【アサシン冒険録】?!!

何それっ!

それは、ある年老いたアサシンが語る形式で綴られた物語の一つだった、冒険し、迷宮に潜り竜に挑み、名声を得て国に使え、敵軍の将を打ち取り、役目を終えてさるまでの物語、昔々に流行り、今は冒険する部分だけが子供に聞かせる童話代わりにつかわれているらしい…


「今はその物語の本はありますか?」

「うーん、物語全体をってなると国立図書館位にしかないかもな、今は売られていても、冒険の部分だけの物がほとんどだからな」

国立図書館か、そこにまず行ってみるかな、


「ありがと、案内はまた今度でお願い、これ情報のお礼」

情報を得たのでとりあえず知らせためにPTチャットを使う


(ガーネットさん、【老アサシン】の変わりになりそうな転職キーを見つけたよ!国立図書館にある【アサシン冒険録】が何かのヒントぽい)


(うるさいわねっ!びっくりするじゃないっ!あやうくお城眺めながら食べてたサンドイッチ落としそうになったじゃないっ!変人!)

なぜかみどりさんに怒られた…まだお城みてたんだ…実は気に入ってるぽい


(本当ですか、それは進展しましたね、我々もここでお城を眺めながらのんびりお茶を飲んではいられませんね)

王子様が返してくれる


(うむ!いい情報である!しかし、なかなかこの城は筋骨逞しく素晴らしいのである!)

城に筋骨逞しくって意味がよくわからないよ【伽藍】さん


(本当ですか?助かります!あっ…それ私の分のお肉ですよ!【伽藍】さん、こっちのお魚あげますからっ!)

ガーネットさんも続く…


(ちょっと王子!ティーセット出してないで行くわよっ!)

(食後には少し落ち着いてから動くものですよ、みどりさん)

(もうっ!まあそれもそうねっ!ちょっとまっててね変人!)


え…と…

みんなでお城眺めながらお茶してる?!!

(いやいや、みんなお城を見てみたくて偶然会ったのですよ)

王子様のフォローが身にしみる…

そうだよね!偶然だよね


(もうっ!普通名所を先に見に来るでしょうにっ!一応余分にサンドイッチとか準備してきてたのよっ!変人っ!)

みんなお城がどんな物か、気になって見に行ったんだ…

寂しくない…そう俺頑張る!


(なにしてんのよっ!変人!まだお弁当あるし、ここでみんなお茶してるから早く来なさいよっ!)

(お…おう!)

みどりさんの言葉と共に走りだす、みんながお茶してる場所へ…


あっ…場所どこか聞くの忘れた……



年末進行の仕事は恐ろしいですね…昨日も早く帰れたら書こうと思っていたのですが、帰宅は終電でした…

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