生放送回
稚拙な文を読んで頂きありがとうございます
まだまだうまく書けませんがよろしくお願いします
(せ~のっ!)
「やってきました生放送!」
「気になる話題をあなたにお届け!」
「「 【アメルナオンライン】公式生放送っ!ぱ~とつ~ 」」
「「どんどん、ぱふぱふ~ 」」
先に話しだしたのが【アリス】さん、後からが【ミーア】さんだ
今日はノーメイクだ……誰かがちゃんと言ってあげたみたいだ
そして二人はまだ一心不乱に踊っている…
「今回は私、城田も参加させて頂きます 」
部長さんが紹介をまたずに、画面に入ってきた
フェアリーずの二人は、途端に急停止して固まっている
「さあ、始めましょうか、お二人さん 」
部長さん、なんか目が怖いんですが…
コメントも流れ出す
「妖精さんにげてーww」「逃げてくるなら俺の所でww」
「先行者うらやまwこんな可愛いのいんの?w」「おーはじめてみたw」
「俺正式サービスきたら妖精さんと一緒になるんだ……」
「それwフラグww」「フラグktkr」「何のフラグだよw」
などなど
「はい!今回の放送は正式サービスにむけてVR【アメルナオンライン】はこんな感じですよ~、というのを、私【アリス】と」
「【ミーア】がお届けします!もちろん先行プレイヤーの方々の疑問にもお答えしていきますからね~ 」
「私は、アップデート内容や、システム的な回答をさせて頂きます」
「まずは、【アリス】がお届けする世界の観光案内です!」
「まずはこちら!【ミスルバ教国】【首都ミネヴァ】です!」
それは荘厳な風景だった、中央に白亜の神殿が立ち、三重の城壁に囲まれたとても大きな都市だった、特徴的なのは一番内側の城壁に接して立つ白亜の12の塔だろう、道行く人々は白いローブを纏い、時々神殿に向けてなにかのお祈りをしていた
「ここにはまだ新規さんしかいませんからね~、ちなみに正式サービスの時は各首都及び周辺都市スタートになります!」
「次は私【ミーア】がお届けします!【自由都市連合マグラウス】の港町、【ギルメラス】です!ここから南大陸にもいけますよ~」
小高い丘に建つ大きなお城、目の前に広がる広大な海、港には5隻の大型船が並び、小型や中型船はかなりの数がいきかっている、街は露店で溢れ、活気のいい声が飛び交っていた
「ちなみに南大陸に旅立ったプレイヤーは現在79名、全員南大陸最初の都市にいます!」
南大陸はまだ【未開拓地】扱いでモンスターのlvも格段に上がる、ソロだとかなり厳しい所だ
「なんと!その南大陸には現地リポーターがいます!」
「凄いですね~では呼んでみましょう!現地の【スカラ(略)】さ~ん」
一人足りない気がしてたけど…
この前の失敗で罰くらってたのね…
(ねえ?ほ…ほんとうに大丈夫なのこれ?)
(だいじょうぶすよ~スタッフが試してるっすから~)
(大丈夫大丈夫!気にしないでいこう!中継きてるよっ!)
なんか小声が聞こえますけど、中継先…
「はい!こちら南大陸の【スカラ(略)】です!ここは南大陸最初の街から南にいった草原地帯にきています!」
「【スカラ(略)】さん、こちら【アリス】です、そこにはどんなモンスターがいるのか教えて下さい」(棒読み)
「はい!こちらでプレイヤーを阻むのはこの【メサキングリザード】です、3mを超える巨体、鎧の様な鱗、高い攻撃力をもっています」(棒読み)
相変わらず台本読みが下手だな妖精さん……
コメントも進む
「トカゲ『晩御飯発見!』」「妖精さんチャレンジャーww」
「とりあえず妖精さん、逃げようかww」「にwげwろww」
しかし【スカラ(略)】さんにはコメントが見えて無い様だ…
「みてください!この巨体」ぺちぺち
「この危険なまなざし」 ぺちぺち
「この凶悪そうな牙なん『パクッ』………
「【スカラ(略)】さん?!ちょっと現地スタッフ!だれか!」
「中継すとっっぷ!!【アリス】さんとりみだしちゃ駄目よ!【スカラ(略)】の意思は私達が継ぐのよ!」
「大丈夫ですよ、サポートフェアリーですから」
部長冷静だな…【ミーア】さん勝手に亡くなった事にしてるし…
中継先ではスタッフと大トカゲのバトルが始まっていた
「さあ次のコーナーいきましょうか」
「部長が相変わらずで安心したww」「安定の鬼部長ww」
「よし!妖精さん達、まずそこから逃げようかw」
「ある意味ブラックw」「さあ!妖精さんここに逃げてくるんだ!」
うん…妖精さん無事かな…
「は…はい!、続いてはサポートフェアリーずと」
「部長でお送りする」
「「 お便りQ&Aです! 」」
「部長もハモれよww」「【速報】部長フェアリーず入り」
「部長ちょっと楽しそうw」「さっきニヤッてしてたw」
「さてさてまずはこちら!『移行組なのですが、前提スキルを取っても上位スキルが習得できません、バグでしょうか?』」
「私がお答えいたします、移行者の方々のスキルは失われたスキル扱いのため、上位スキルを教える人がいないという状況です」
「それはもう使えないという事ですか?」(棒読み)
「いえいえ【ミーア】さん、ダンジョンや王立図書館、モンスタードロップで手に入る、スクロールや魔術本で覚える事は可能ですよ」
「はい!質問です、新規組スキルとの違いはなんですか?」(棒読み)
「いい所を聞きましたね【アリス】さん、新規組のスキルの最大の特徴は、ある一定の条件をみたせば、近い系列同士なら合成スキルができるという事です」
「「「「 なんだってー!!!! 」」」
なにそれ…楽しそう!!
「例えですが、剣士系で【ダブルスイング】という初歩スキルで2発攻撃を叩きこむのがあります、これと【チャージスイング】という強烈な一撃を叩きこみ、相手をノックバックさせるスキル、合成すると強烈な二連撃を叩きこみノックバックさせるスキルになります、ただし簡単にすぐできるという訳ではありません、一定のスキルLVとクエストは必要ですが」
「まじかww」「新規楽しそうやんww」「正式楽しみw」
「移行組不利じゃね?」「何通り合成できるんやろ?」
これは…移行組と新規組でまったく違うスタイルになる感じか…
「バランスとしては移行組スキルの方が基本火力が高い仕様で、新規組は最初火力は劣りますが、合成していく内に追いつけるかもしれませんね、あと合成してできたスキル同士も合成できますが、何と何が合成できるかは皆さんで探してみて下さい」
そうして部長は、ニヤッと笑った
「たった今【スカラ(略)】の無事が確認されました!」
あ…部長の話に衝撃うけて忘れてた…
無事でなにより…
もう1話の半分位生放送ネタが入るかもしれません、