表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アサシンズ ロア  作者: ぽんこっつ
VR編
18/52

街の入り口にて&再会

読んで頂きありがとうございます、

描き始めてまだ日が浅く稚拙な文、技法ができてなくて本当にすいません

きてくださった皆様本当にありがとうございました

「でっかいな…」

「城壁も初めて見ると壮観ですね」

「お城っ!お城はどこ!乙女の夢!白亜の城!」

「うむ!叩きがいのありそうな城壁である!」

【伽藍】さん城壁は叩くものではありませんよー


馬車から見えて来たのは、高さ3m程の城壁に囲まれた大きな街だった

中央に大きなお屋敷があった

みどりさん残念お城じゃなかったね


馬車はゆっくりと城門へむかっていく

街道に人通りむ増えていく、何人かプレイヤーぽいのも混じってるな


「ここからなら、狩りにも出れるし、大きな街も目指せそうね!」


「やっとスタートラインに立った気分だよ…」


「そういえば、みなさんはこれからどうなされますか?」


「そうね!大きな街を目指すわ!お城!お城よ!」


「拙僧も、この世界をみてまわりたいのである!」


「んー特にどこってのはないけど、適当にまわるかな」


「よければ、みなさんPT登録とフレンド登録しませんか?」


「いいわよっ!」「おっけー」「望むところである!」


そうして、フレンド登録を始めたのだが

昔のフレンドリストは消えていた、ギルドも消えていた、少し寂しいな


「データ移行ですから、消えてしまうのもしょうがないですね」


500年後って設定もあるし、しょうがないか

そうして登録をすまし、PTを改めて組む


「みんな、改めてよろしく」

みんなからよろしくと返事が来た


そうして、門まで来た時、ある声が俺達に届いた


「---ません!--を見かけーーー私にーーくだーー」

誰かとはぐれたのだろうか

プレイヤーとおぼしき人達に話しかけている


「大変ねっ!フレンドリストもないから、こっちに来てるかもわからないのかもね」


「そうですね、移行じゃなくて新規だったなら名前も違うかもしれませんし」

「うぬ!拙僧も手伝うのである!」


そしてその声が近ずいていく


「すいません!アシッドっていう真っ黒のキャラを見かけたら、私に連絡を下さい!お願いします! 」


えーーと俺? 俺が探されてる?


「すいません!どうかお願いします!移行してきてるはずなんです!」


呼びかけている人を見てみる

150cm程 黒髪の長い髪をポニーテールに結び、真っ黒な衣装に身を包んだ女の子だ、ちょっと田舎の女子高生風だ、素朴な感じがする

ふときづけば三人がこちらを見ていた


「いや、俺あんな子知らないよ?」


「ほんとにっ?どっかでなんか変な事したんじゃないの?私はその目からして怪しいとは思ってたけどねっ!」


「アシッドさん…せっかく知り合えたのに残念です」


「拙僧は、懺悔も受け付けるのである!」


本当に思い当たりませんから!!

みんなで何かあった事前提で話さないでください


みどりさん何をごそごそしてるんですか?


「逃げないようにまず縛ろうかとおもってねっ!!」


やめて下さい、お願いします


「ああああーーーーーーー!!!」

ポニテさんが気づいたようだ

凄い勢いで走り込んでくる


「アシッドォォォォォ!!!みぃぃぃつぅぅぅけぇぇぇたぁぁぁ!!!」


やだ、怖い!目が真剣だこの人!

そして彼女がこちらに全速で掛けてくる!

そして、ダイブしてきた!!


もちろん避けた


『ガンッ!』


馬車に全力でダイブした彼女は、ずるずると地面に落ちて行った


「あんたひどいわねっ!そこは抱きしめてあげなさいよっ!」


「多分久々の再会なのでしょうから受け止めてあげても」


「うむ!無情である!」


あれ受け止めたら絶対なんか折れますって



「うっうっ…アジッドのばがぁ……」

ポニテさんは、泣いておいでだ

その頭を、よしよしとなでてるのがみどりさん


「大丈夫ですか?お怪我はないですか?」

横で気遣う王子様


「うぬ!ダメージがあればヒールをかけるのである!」

そいえばモンクは簡単な治癒魔法つかえたっけ

【伽藍】さんは筋肉しかイメージなかった


そうして俺は四対一で、悪者状態である


「ごめん俺、君が誰だか正直わからないんだ、2DドットからVRにも移行してるし、よければ名前とか教えてくれないかな?」


ポニテさんは泣きながらこちらの見て


「私ですよ…ギルド【グローリー】の【ガーネット】デス…」


ギルド【グローリー】か、昔GVでよく対戦した所だ


「ああ、【グローリー】のね、うん」

そして俺をじっと見つめている彼女から目をそらした


「絶対わかってないわよねっ!」

正解です、みどりさん鋭いね


「思い出してあげないと、この黒子さんが可哀想じゃない!」

またあだ名つけてるよ、みどりさん


うーーん、GV自体に2年も参加してないからな


「本当に名前を聞いても、私を思い出せませんか?」


「うん」

あ……反射的に本人に返事してしまった!


「うう……アジッドのばかぁぁぁ!!」


また大泣きさせてしまった、感情豊かだなこの黒子さん


「あの時やぐぞぐしたじゃないですが……【シャドウ】転職クエおしえてぐれるってぇぇ……、2年!2年待ちました…フレンド登録してないのに、アシッドさんのフレンドメールで内容送るって言葉を信じて……」


あ…そうだった!メールで送るつもりで、登録し忘れて、そのままだった人いた気がする!2年?ずっと待ったの?


「酷いっ!鬼ね!鬼畜よっ!この杖の錆びにしてあげるわっ!」

みどりさん杖はやめて下さい、それに杖に錆びってその杖金属だったんですか…


「女性を待たせるとは感心しませんね」

王子様、返す言葉もございません


「うぬ!2年あれば腕回りが3cmは太くなるである!」

はいはい【伽藍】さんは黙っておきましょうねー


しかし今回は俺が悪いな


「ごめん!悪かったけど、ちょっとここだと目立ちすぎるから場所を変えて欲しいんだけどいいかな?」


そう今回のお騒ぎで


「なんだなんだ痴話喧嘩か?」

「あの王子様の女の子らにあの黒い男がちょっかいかけたらしいぜ!」

「あの筋肉……」


なんか色々誤解を受けて人々に囲まれてる状態から逃げたい




ずっとアシッドさんを探していた人です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ