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アサシンズ ロア  作者: ぽんこっつ
VR編
17/52

馬車の中&無駄話

稚拙な文を読んで頂いてありがとうございます

見て頂いてる方、ご評価いただいてる方、お気に入り登録、感想本当にありがとうございます、つい最近描き始めたので技法などわからず、読みにくくなっていたら本当にすいません

翌日、仕事が一時間程残業になってしまったが

帰宅途中でコンビニ弁当をかって帰宅した

ログインする前に食事を済ませようと食べていると

ふと、昨日のVRで食べた食事を思い出した


「この唐揚げ弁当だって美味しいさ…」

ちょっとだけ悲しみが込み上げてきた


よし、準備おっけー

【ログイン】


「 あれ?またなんでここに? 」

そこは、昨日も訪れた青い部屋だった

普通なら予約していた馬車の中にでるはずなのに


「こんばんは!サポートフェアリー【ミーア】です!」


「【ミーア】さん、こんばんは、俺なんでここに? 馬車を予約してたはずなんだけど、この青い部屋にいるのかな?」


「はい!ご説明させて頂きます!【アシッド】様が馬車に乗る前に、昨日のクエストに関連するイベントが発生しております、そのイベントを体験してから現在位置にワープする事ができますが、どうされますか? 」


「リプレイ?みたいなのを体験してから、元の位置に転送て事? 」


「はい!その通りです【アシッド】様は、話が早くて助かります! 」


んん?なんか【ミーア】さんの様子がおかしいな

いつもなら、からかったりしてくるのに

思わず小声で話しかける


(【ミーア】さん、どうしたの?何かあった?)


(そんなことないですよ!私はいつも通り真面目で仕事に忠実なサポートフェアリー【ミーア】です!)


うんやっぱおかしい、さらに声を小さくする


(ねえ、どうしちゃったの?)


(しつこいですよ!まあこれ位小声ならばれないからいいでしょう

実は昨日ですね、あるサポートフェアリーがある人をからかったら

その人が勘違い暴走してドットアバターで実際ゲーム始めちゃったんですよ

それがばれて、全体フェアリー朝礼でみんな、【からかい過ぎ注意!】て大目玉なんですよ!)


ああ…ここでもあの人の影響がでてたのか…

そして全体フェアリー朝礼ってなんだ…


「なんとなくわかった、ごめんな【ミーア】さん、じゃあイベントから開始してもらえないかな? 」


「わかりました!ではイベント後現在地に転送されます!いい旅を! 」



それは、馬車に乗り込もうとしてる時だった

ギャロさんが見送りにきてくれていた


「また来てくれよ!あんちゃん!子供達も楽しみにしてるからよ!」


「ええ、かならずまた来ますよ! 」

そう言って、ギャロさんと軽く握手を交わす


「「おにーーちゃーーーん」」

可愛らしい双子の声が響いた


「おう!おまえらも見送りにきたのか!おにーちゃんにまたね!ていいな」


「おにーちゃん、昨日はお話ありがとう!またお話きかせてね!」

「これ、二人でつくったの、よかったら付けて欲しい! 」


二人が差し出してくれたのは、かわいい木のブローチだった

ピンクのガーベラの花が描かれていた


「ありがと!大事にするよ!」

それを外套の内側に付けてみる

(服が真っ黒だからなあ、外向けに付けれないのが残念 )


【双子が心を込めて作った木のブローチ】

【幼い双子が、お礼の気持ちと旅の安全を祈って作ったブローチ】

【HP回復率+1%】


「それじゃいってきます!みんなまたね! 」

「「 またね! 」」


そして視界が一瞬暗転する


「ここは馬車の中かな? 」

ゆっくりとガタゴトゆれる

後ろの方に、ゆっくりと街道が流れていくのが見える

幌付き馬車なんだ


「おや、おかえりなさい【アシッド】さん 」


「こんばんは、王子様、みんなはまだですか 」


「ああ、二人なら一緒に狩りに出かけましたよ 」


「馬車から離れて平気なんですかね? 」


「なんでも3km程離れると自動で警告がでて、ここまで戻れるそうです」


「移動に時間がかかるから退屈しないためですかね 」


「多分そうでしょうね 」


そういいつつ王子様は、どこから出したのか、

ティーポットからティーカップに紅茶を注いでいた

優雅だな王子様


「あの、それどこから出したんですか? 」


「ああ、これですか?」

「これは【どこでもおでかけティーセット】だららんクマさんverですよ」


何それ!だららんクマさんって何?

よく見るとポットとカップに、だらーんと寝そべったクマさんが描かれていた、ちょっと可愛いじゃないか…


「ご存じないですか?一年程前に実装されたレアアイテムですよ、2D版だとこの紅茶にSP回復効果があったので重宝しましたよ 」


引退してた頃だわ


「もう!この脳筋!なんであそこで飛び出すのよ!! 」


「拳と拳を交えてこそ闘い!拙僧の筋肉をぶつけるためである! 」


二人は賑やかだな


「おかえり!そしてこんばんは、お二人さん 」


「あら、おかえり、まだ一時間程かかるらしいわよ街まで 」


「うぬ、再会を嬉しく思うぞ! 」

【伽藍】さん大げさです、一日しかたってないのに


「あら?王子様それ、だららんクマさんじゃない? 」


「ええそうですよ?何か? 」


「それもレアだけど私のも凄いわよ!」


そんな競い合うほど種類あんのかコレ…


「じゃーーーん!」

「なんと【どこでもおでかけティーセット】ドキドキクマさんverよ!」


「「おおー!!」」

王子様と【伽藍】さんがハモる、いかん一人だけ凄さがわからん


それは、描かれているクマさんの絵が、なぜかビキニを着て寝そべっていて

こちらにウィンクしている絵だった、ご丁寧にビキニの上の肩紐はほどけていて、クマさんの可愛いおててが、そこを手ブラで隠している


うん!ドキドキするね!このアイテム作った奴は正気だったのかと!


「拙僧のは、更にレアである!! 」


「うそっ!これよりレアなんて攻略サイトでしか見た事ないわよっ!」

攻略サイトに載ってるのかコレ


「それは是非みてみたいですね 」


「うむ!コレである!」

「【どこでもおでかけティーセット】ハラハラクマさんver 」

クマさんどこまであるんだよ…


それは前の二つとは大きく違う点があった

描かれている絵が動いてるのである、プチアニメーションだった


「「 おおっー!! 」」


感嘆の声を上げる二人、

すいません、技術の無駄使いにしか思えなくてごめんなさい…


その動いてるアニメーションは、断崖絶壁のぎりぎりの辺りに。大きな木が生えていて、その上にクマさんが大好きなハチの巣があって、それをクマさんが立ちあがって取ろうとしてるものだった


立ちあがったクマさん、ふらついて危ない!

だめっ!そっちは崖が! そしてクマさんの「あっ!」ていうアップで終わるものだった、さようならクマさん…


「で、あなたはなんのクマさん持ちなのよ? 」

みどりさんクマさん持ちって


「俺その時休止してたから、もってないんだよね 」


「ぬ?無いのであるか?よし拙僧の予備を差し上げよう!」

いやいや特にいらないけど、かといって断れないのも性


「【どこでもおでかけティーセット】ガチムチリスさんverである!」


そこでも筋肉かよ!そこにはガチムチなリスさんが立ちあがってポージングを決めて、『どやっ!凄いやろ!』て顔したリスさんが立っていた


なんで俺だけリスさんなの…


みどりさんは俺を指さして大爆笑していた

王子様、後ろ向いてますが肩震えてますよー

【伽藍】さん、リスさんと同じ『どやっ!凄いやろ!』顔辞めて下さい…


そんなこんなで、街に着くまでの一時間は潰れたのであった…







今回はあんまり関係ない話ですね、すいません脱線してしまいました

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