25話 涙の敵 声をかけたいけど恥ずかしくてかけられない・・・そんな甘酸っぱい経験ってみんなもあるよね?
真琴「まいど、おおきに~^^」
レティ「なぜに、関西弁w・・・」
ジョン「ええがな、そないな事きにせんかて・・・」
レティ「ジョンもかい!」
真琴「まあ、あれですな~、最近めっちゃ寒いでんなぁ~」
ジョン「そうですなぁ~」
レティ「・・・もう、好きにしたらいいわ!」
真琴「寒い、寒いって、そないな事ゆーてたら!」
ジョン「ゆーてたら?」
真琴「趣味で小説書いてはる ある親子をおもいだしましてん」
ジョン「ほう、親子でっか?」
真琴「この親子が また、とんでもないんや」
ジョン「どないに とんでもないん?」
真琴「めっちゃ寒いんや!」
ジョン「寒い?ってなにがや?」
真琴「きいたら笑ってまうで?」
ジョン「だから、なにがや?」
真琴「小説のギャグがめっちゃ寒いねん!」
ジョン「ああ、確かに寒いねん・・・って、そっちの寒いってかい!」
真、ジ「「おあとがよろしいようで^^」」
レティ「・・・作者を怒らすと後が大変よ?2人共そこ解ってるの?」
真、ジ「「・・・・・・」」
レティ「はぁ~w・・・だと思ったw・・・」
M2「今回はもう書いちゃったからしょーがないけど・・・次回の出番って
2人はお休みだね^^」
真、ジ「「ごめんなさい!」」
M2「どーしっよっかなー?」
真、ジ「「ほんとーに マジでごめんなさい!」」
レティ「うふふ^^それでは皆さん、第25話はじめますね^^」
えー、どうもです!作者のM2-1015です^^
お知らせと言うか、ご案内と言うか・・・
前書きや後書をご覧にならない方もいらっしゃると聞きましたので ここに書かせて頂きます!
筆者は結構な頻度で書き直しや加筆を行っております!
活動報告では大きい変更等があった時や新話更新の執筆具合なども
書いておりますので是非とも活動報告をご覧下さいませ^^
ちなみに一例ですが、24話では5000文字程の加筆修正を行っております!
それでは本文をお楽しみ下さい!・・・では^^ノ
Sideモース
俺は今、ガタゴトと揺れるLAV-25の兵員室の壁に寄り掛かりながら 反対側に座っている
黒髪の女の子を眺めている・・・名前はユキ・・・ファミリーネームは確か・・・キリヤだったか?
マコトから渡されたMP-5A4のマガジンチェンジの練習を一生懸命にやってるな・・・
ご丁寧にマガジンポーチから取り出しながらとは・・・ご苦労なこって・・・
はぁw・・・しゃーないw・・・楽な方法を教えるか・・・
モース「ヘイ、ユキ予備のマガジンってのは一々ポーチのロックを外してたら時間が掛かるだろ?
だからさ、2~3本はジャケットの懐にそのまま入れておくのさ^^GIベルトがあるから
落っこちないぞ?・・・それでロックを外す手間が無くなって焦らなくてすむんだよ^^」
そう言って俺は足元に置いてある予備弾薬ケースからMP-5用の9mmがフルに詰まっている
マガジンを3本つかんで 目の前のユキちゃんに手渡すとユキは感謝の意味をこめて
俺に軽く頭をさげて微笑んでから 受け取ったマガジンを懐に仕舞い込んで練習を続けた
ユキ「はい!・・・(かちゃかちゃ)・・・ほんとだ!やった!マグチェンジの時間が1/3になった!
わ~い!モースさん!ありがとう^^」
モース「いえいえ^^でもあれだ、日本人って形式に拘るからこーゆーズルはイヤなんじゃない?」
ユキ「ああ、以前の私でしたらそうでしたね^^・・・でも、今は規格外の真琴お姉さまを
知っっちゃってますから^^・・・だって、学校でもお姉さまったら常識破りなんですよ!
経験に基づく理論で口先ばっかりの先生とかをあっさり簡単にやり込めちゃうんです!
だからかな?経験が豊富な人の教えって大事だし 素直に聞いちゃうんだと思います・・・
まあ、自分の事はごく普通の日本の女の子だと思ってますけどね?・・・たぶん^^」
ユキは典型的な日本人ってか?・・・それもハイスクール2年生のお嬢様ときましたか・・・
まあ、ユキは魅力的な女の子だし・・・トラウマにならない様に教えないといけないからね・・・
それに今回の戦闘での救いは『対人間』じゃなく、『対モンスター』って事だろうしね・・・
うむ・・・さじ加減は難しいけどさ、俺みたいに捻くれない様にやさしく教えてみますかね!
おいマコト、この借りってかなり大きいんだぞ?そこんとこ解ってるのかおまえは^^
モース「ふ~ん・・・でも、ユキは何でマグチェンジの練習を始めたんだい?LAV-25に
乗ってからもう30分くらいは真剣にやってるよね?」
ユキ「ああ、何でやってるかって言うとですね、昔、お姉さまに散々やらされたんです・・・
以前グアムのアンダーソン基地でお姉さまから射撃を習った時に最初に言われたんですよ
『射撃で大切なのは一にマガジンチェンジ、二に銃の清掃、三に的に当てる事』って^^
あの時は『なんじゃそりゃ?』って思いましたよ^^おかげでグアムに着いて最初の日は
マガジンチェンジと分解清掃の練習ばっかりで・・・面白くないし疲れるし・・・
で、実際に撃てたのは2日目のお昼からだったんですよ?これってひどいと思いません?
まあ、私は3日目から買い物と美味しい物食べてストレス発散してましたけどねー^^」
おいおいw・・・マコトの事ってある程度はジョンから聞いちゃーいたけどさw・・・
こんなお嬢さんに遊び感覚で しかも実戦さながらな事を叩き込んでたってか?・・・
まったくマコトってやつはw・・・まあでもあれか?グアムの3日目からは俺とマコト2人で
ストーキング(おに)ごっこを基地のジャングルでやってたから ユキちゃんは買い物で正解だったか?
まあ、マコトとの鬼ごっこはイーブンだったんだけどねw・・・あ、思い出したら何か悔しいぞ?
俺の狙撃兵としてのプライドがw・・・
モース「でさユキ、グアムでマコトが言ってた大切な3つの事って何でだと思う?」
ユキ「さあ?・・・なんででしょ?」
首を傾げてあごに人差し指をあてて悩むユキちゃん・・・か、かかか、かわいいじゃないの!
やだ、これってなんて生き物?・・・おう、俺としたことが・・・10代のガキじゃあるまいしw
ユキのカワイさに動揺してドキドキしちまうなんて・・・
ユキの攻撃!
ユキはカワイ娘ぶりっこの呪文を唱えた!
効果は抜群だ!
モースにダメージ(大)!
モースはHPを99削られた!
って、何?何なの、このナレーションって!俺をギャグ要員に引きずり込もうとしてるのか!
(※ 作者注、うん^^おもいっきり引きずり込むからね~!楽しみに待っててね~^^)
ううw・・・作者ェ・・・マジかんべんしてくれw・・・・・・orz
モース「ごほんっ!1番目のマガジンチェンジはね、戦闘中に一番隙ができるんだよ・・・
んで、2番目 銃が汚れ過ぎたり異物が入り込むとジャム・・・装弾不良や
排莢不良、ボルトの閉鎖不良が起きて銃が撃てなくなるんだよ・・・
1と2は銃が撃てない・・・って事はだ、有効な攻撃が出来ないって事だよね
しかも 慌てるから敵から気がそれて状況を疎かにしてしまう・・・最悪だろ?それって^^
で、最後の3番目は 思った所に弾を飛ばさないと銃を撃ってる意味が無いよね?」
ユキ「ですね!流石モースさんです!・・・ん?でも最後の『思った所に弾を飛ばす』って・・・
なんか言い方が変じゃありません?」
お!ユキちゃん鋭い!そこに気が付くとは・・・頭の良い娘なんだな~・・・
モース「そうだね^^でも、銃って言うのはさ、敵に必ずしも当てなくても良いんだよ」
ユキ「え?」
モース「そりゃ敵を撃って倒すのが前提だけどさ、射撃がうまけりゃ相手に当てなくったって
相手の武器に当てたり、足元を撃って威嚇したりさ、やり方はいろいろ有るんだよ^^」
ユキ「へ~・・・」
モース「昨日の夕方だってマコトは絡んで来たCクラスの冒険者5人を相手にさ、足元への
威嚇だけで相手にケガをさせずに追い払ってるんだぜ?・・・
まあ、ありゃ俺から見てもすっげー神業だったけどな^^
もっとも、1人だけは蹴っ飛ばして気絶させてた見たいだけどな・・・」
ユキ「そうなんですか!・・・そっか、極めればそんな事も出来るんだ」
お?少しはデフェンシブ的な武器の使い方のヒントになったのかな?
さっきまでとは違った顔になってきてるね、ユキちゃん・・・
後は、もう少しリラックスできれば最高なんだけどなぁ~・・・どうすんべーかね?
俺が考えてると いきなり先頭を走ってるマコトのハンヴィから無線がはいったんだけどよ・・・
真琴『えーと、おいしい夕飯を宿に頼んでたんだけど・・・戻ったらダメだよね?』
ガクッ・・・コケちまったじゃん!・・・は?マコトw・・・なんじゃそりゃ?
夕飯食う為だけに戻るってか?・・・あははは!ナイスだよマコト!
リア『マコト・・・はぁ~w・・・』
車内にいる俺達全員が『へ?』って感じで目を合わせていると砲塔の下に居たベルが
笑いながら無線を取ってこう言ったよ
ベル「マコト・・・やっぱりカミヤと親子だったんだなw・・・」
うん、俺もそれに一票入れるぜ!
フレック『ケチャップ持ってきたから村で食べてもへーきだよん』
フレックのヤツは相変わらずなこって・・・
でもフレックのありゃー、料理食ってるのか ケチャップ食ってるのか解んないよなw・・・
思い出したら胸焼けがしてきたぞw・・・
メアリ『これで喋れるんですか?え?もう喋れる?
キャー q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p キャー・・・って聞こえてるんですか?これって』
お?最後尾の車に乗ってる・・・3人娘の中の・・・えーと、マコトに金魚のフンみたいに
何時もくっ付いてるあの娘・・・えーと・・・名前なんだったっけ?
確か・・・メアリだったっけか?・・・ナイスな突っ込みどころ満載の無線内容ありがとよ!^^
笑えるぜ!
真琴『全部聞こえたよ、メアリw・・・このままの速度でそのまま村に進みまーすw・・・』
あはははは!不貞腐れてセリフ棒読みのマコトの声ってーのも良いもんだね!
重苦しかった雰囲気なんて、すっ飛んじまったじゃねーか!
他の車両『『了解^^』』
あははは!うん、マコトは良く解ってるよ・・・実際にはマコトって天然なんだろうけどさ・・・
指揮官やるのは初めてなんだろうけどさ・・・マコトなら大丈夫だな^^
安心して任せられる・・・俺はそんな気がするぜ・・・
だってさ、なんつったって目の前のお嬢ちゃんがさ、良い笑顔で思いっきり笑っているもんな!
Sideマコト
あたしのカリス~~~・・・他の車両のみんなも笑ってるよね~、あたしの事w・・・
あ~あw・・・指揮官失格だねw・・・このドジ、どーやってフォローしよ・・・
ロッテ「グッジョブ!マコト^^・・・あなたって指揮官やるのは初めてなんでしょ?
でも、初めてにしては良く指揮官ってものを解ってるじゃない^^」
は?ロッテさん・・・何をおっしゃるですか?あたしゃドジな無線をやらかしたばかりですよ?
真琴「へ?なんでさ?」
ロッテ「あのね、部下の力を効率良く発揮させる良い指揮官の条件って言うのがあってね、
まずは『温かい食事を手配できる』って事と『部下を笑わせられる』って言う事が
とっても大事な事なの^^
マコトはそれが自然とできているのよ?」
真琴「ロッテw・・・それ、あんまりうれしくないほめ方かもw・・・」
ロッテさんw・・・それってあたしが食い意地はってて、しかも天然コメディアンって
言いたいんですよね?・・・落ち込むぞ?
ケイト「そう、マコトは大道芸での稼ぎ頭?」
リリス「うむ、マコトのコントでは我々も稼がせてもらっている・・・ありがとう?」
真琴「リリス!ありがとうってw・・・ん?・・・何故に疑問系なの?」
リリス「うむ、なんとなくだ」
真琴「なんとなくってw・・・」
ケイト「マコト、リリスに頭を使う質問はよくない」
真琴「あ、そこは理解できるかも」
リリス「うむ?そうなのか?」
ケイト「そう、じゃリリスに質問・・・ゴブリンが5匹、オークが3匹、オーガが2匹、
ワイルドウルフが7匹、ビックボアが3匹・・・全部でモンスターは何匹?」
リリス「うむ、簡単だな!・・・ひい、ふう、・・・えーと・・・うむ、つまりモンスターがいっぱいだな」
真琴「・・・・・・はぁ・・・」
ロッテ「・・・・・・ふぅ・・・」
ケイト「ね?」
リリス「うむ?正解だろ?」
真琴「・・・ひい、ふうってw・・・お願いだからせめて3匹までは数えようよw・・・リリスw・・・
はぁw・・・あたし、疲れた・・・主にあたしの精神がw・・・」
ロッテ「・・・同感ね・・・」
あ~あw・・・リリスってばマジ疲れたよw・・・お腹も空いたし・・・
んー、でも後30~40分くらいでノーダ村に付くかな?到着時間はPM7:00くらいだから
まだ夕暮れで明るいけど 村に着いたら夜戦の準備をすぐにやらないとね・・・
リリスとケイトにAN/AVS-6の説明でも先にやっとくかね?
そんな事を考えてたら無線が入りましたよ?
ベル『全車、聞こえるか?2時の方角にアンノン・・・距離1000・・・数は・・・約100!』
あたしはベルさんに直ぐに問い直します
真琴「アンノンの種類は?」
ベル『ペリスコープからじゃ相手が遠くて良く解らん・・・車両を止めて確認したい』
真琴「オーケー・・・全車停止!各員戦闘用意!」
ベル『25mmブッシュマスターを試したい・・・撃ち漏らしは任せた!』
真琴「了解・・・アンノン確認後、アタック命令はあたしが出します
それとアンノンまでの距離は正確にお願いしますね!」
ベル『了解!こいつは最新型のLAV-25A2なんで、砲塔に装備されてんのは
コンピューター制御のレーザー測距儀だからめっちゃ正確だぞ^^』
真琴「うん^^任せた!」
車を止めて双眼鏡を掴むとあたしは外に飛び出てハンビーのボンネットに上がります
2時の方向・・・開けた草原に双眼鏡を向けて確認すると・・・あれってゴブリンとオーク!?
ボンネットに上ってきたケイトに双眼鏡を渡して確認してもらいます
真琴「ケイト、あれってゴブリンとオークだよね?」
ケイト「ほう、これは遠くまで良く見える・・・・・・ん?そう、あれはオークとゴブリン」
あたしとケイトが見たものはゴブリンとオークが100匹くらいでこちらに向かって
歩いている姿でした
あたしはボンネットから飛び降りると運転席にもどって無線を掴みます
真琴「ベルさん、距離300で射撃開始!標的の左から右へ斜線をずらしながら撃って!
弾種は焼夷榴弾だよ!・・・撃つタイミングはベルさんに任せた!
で、みんなは打ち漏らしのモンスターを確認しだい狙撃しちゃって!解ったかな?
それから安全の為に カラさんはメアリを連れてこっちに来てくれるかな・・・
あと、モース!ユキの事は頼んだわよ・・・ユキにケガさせたら電気アンマだかんね!
モモはユキの護衛をお願いね!」
全員『『ラジャ!』』
あたしは腕時計を確認して射撃開始時刻の予想を立てます・・・あと5分位かな?
ロッテは銃座に上がってM2重機関銃を構えてますね・・・
ん、そうだ!いい機会だから現地人さんには見学してもらおう^^
カラ「マコトさん、呼ばれたので来ましたけど・・・なんでもゴブリンとオークが・・・
しかも100匹もそろった群れで出たんですって?・・・
そんな事って滅多に有り得ない現象なんですけど・・・
でも、大丈夫なんですか?」
真琴「うん^^たぶん『あ』っと言う間に終わっちゃうよ?・・・だからみんなには
あたし達のやり方がどんなもんだか見ててくれる?
みんなってさ、まだあたし達の本当の力ってみてないでしょ?」
カラ「そ、それは良いんですけど・・・100匹も相手にして本当に大丈夫なんですね?」
ケイト「解った・・・マコト達の錬金武器の力をみせてもらう・・・興味があるし」
リリス「うむ、・・・わたしは戦いたいのだが・・・まあ、今回は見せてもらおう・・・
以前の盗賊退治の時はあまり見ている余裕が無かったからな」
メアリ「はい、見学します」
さて・・・後1~2分・・・もう直ぐだね・・・
あたしはLAV-25を指差してみんなに言います
真琴「あれが攻撃を始めたらめっちゃ五月蝿くなるから口を開けて耳をふさいでね!
口を開けるのは少しでいいからね、開けないと鼓膜をやられちゃうよ!」
さあ、そろそろだぞ!
ベル『敵、300まで後30!・・・20・・・10・・・射撃開始!!!』
BABABABABABABABABABABABABABABABABABABABABA!!
真琴「ベルさん、25mm射撃止め!」
あたしは双眼鏡で戦果を確かめますが・・・・・・でも、今のって25mmだよね?・・・
着弾の爆発がさ・・・まるでM1戦車の120mm榴弾並みだったんですけど・・・
見渡すかぎり・・・ミンチになっちゃてる・・・まいったねこりゃ・・・
生きてるモンスターは居なさそうだけど・・・
確認に行くのか?あのぐっちゃぐちゃのお肉の中に?
3人娘「・・・@@!(ぽかーんw)・・・」
カラ「・・・す、すごい・・・あの数を数秒で・・・まさに・・・『あ』っと言う間でしたw・・・
こ、これが・・・ヨコタ国の錬金武器の・・・力なのですね・・・」
さて・・・あたし達がやった事の確認をしますかね・・・こーゆーのにも慣れていかないとね・・・
真琴「全員、乗車して確認しに行くよ!出れる人はハッチから銃を構えてね!」
さっきまでモンスターに埋め尽くされていた場所・・・いまは砲撃でクレーターだらけの所へ
車両で近づいていきます・・・近づくにつれて硝煙の匂いと、鉄が錆びた様な血の匂いが
どんどん濃くなって・・・うえっ・・・あいかわらず嫌な匂いだね・・・
着弾点の直前まで来て車両を停止、周りの状況を再度確認します
真琴「各車両の機銃手はそのまま全周警戒!・・・残りのみんなは生き残ったモンスターが
居ないか確認だよ!」
あたしは無線で そう命令を出してからハンビーを降ります・・・ロココちゃんのセーフティが
ONなのを目視して、チャンバーに初弾が装てんされてるのを確認します
うん、いつでも撃てるね・・・よし!っとセーフティを解除します
真琴「2~3人で固まって死角が無い様にね!ユキはモースと一緒に、モモはユキのガードね!」
全員「「「了解!」」」
見渡す限り そこいらじゅうにモンスターの物と思われるミンチが散らばってますw・・・
ううw・・・やっぱり、匂いがキツイやw・・・しばらくお肉が食べられなくなりそうw・・・
しばらく付近を捜索したんだけど 生き残りは居ないみたいだね・・・・・・
でもさ、ミンチをそのままにしたら衛生的にも悪いよね・・・う~ん・・・それにさ、
他のモンスターとかも寄ってくるかもだしw・・・いっそ燃やすか?
真琴「んじゃ、さっきの街道まで撤収します!そこからこいつらの火葬をしますんで!」
ケイト「燃やすの?」
リリス「うむ、もったいないな」
真琴「へ?なにがさ?」
メアリ「オークのお肉w・・・高級品w・・・」
メアリw・・・オークのお肉ってw・・・そんなに美味いのか?・・・
でも、あっちでロッテとリアがさ・・・青い顔してるんですけど・・・
多分、昼間の串焼肉を思い出してんだよね、あれってさ・・・
真琴「メアリには悪いんだけど、匂いで変なのが集まってくるから燃やすよ!」
メアリ「は~いw・・・その代わり今度ご馳走して下さいね!オークを^^」
真琴「うっ・・・わかったよw・・・ご馳走してあげる・・・」
ケイト「そう、確かに聞いた」
リリス「うむ、確かに聞いたぞ・・・約束だな^^」
真琴「ちょ、まっ・・・ケイトとリリスにも奢るの?」
カラ「私にはないんですか?」
真琴「へ、カラさんも?・・・解りましたよw・・・まったくw」
現地の人に食事(オークのお肉)を奢る約束を無理やりされてしまったよw・・・
って、なにその他のみなさんも半目でニヤニヤしながらあたしを見るですか!
全員「「「「「・・・(ジー)・・・」」」」」
真琴「・・・ワカリマシタ・・・ミンナニオゴリマス・・・」
全員「「「「「やったー!マコト、ありがとう!」」」」」
理不尽な約束をさせられて街道に戻ったあたし達は あたしのファイヤーボール1発でミンチ達を
きれいに蒸発させてから ノーダ村へと再度車両を走らせて行くのでした・・・
でも、あたしのファイヤーボールを見たカラさんは腰を抜かしてしまいましたとさ!
めでたしめでたし^^
って、まだ終わらないからね!次回に続くんだからね!
では、またね~! (*^-゜)vィェィ♪
真琴「お疲れ様~^^」
レティ「おつかれ~」
ジョン「おつかれさん!」
真琴「最近さあ、リリスがアホっぽくなってるんだけどさぁ」
レティ「そうね・・・確かにアホっぽくなってるわね」
ケイト「そう?昔っからリリスはアホ」
リリス「うむ?そーなのか?・・・私よりポーラ殿下のほーが・・・」
ケイト「どっちもどっち?」
メラ「そうね・・・どっちもどっちね」
ケイト「メラはアホではなく、残念なドジ?」
メラ「ムキーッ!なに寝言ぬかしてやがる!ケイト!」
ケイト「・・・ほらね」
周りの人「「「うん、そうだね」」」
メラ「・・・あ、あら?・・・あたくしとした事が・・・おほほ^^」
真琴「そー言えば、親父さんってば何で王都に残ったんだろ?」
モモ「気になるにゃか?」
ユキ「わたしも気になるのですw」
真琴「んー・・・何かやらかさなければ良いんだけど・・・」
その頃の親父さん
カミヤ「よし!明日は、朝一番で乗り込むぞ!」
ジョン「へーきかな?・・・俺は心配だぞ?」
レティ「へーきでしょ?だってカミヤが居るんだし」
ファスト「師匠w・・・自重してほしいっスw・・・」
マック「こんな時は あれだ、レーション食べれば大丈夫!」
他の4人「「「「ないないw」」」」
その頃のモースの独り言
「ああ、ユキちゃんって2年生って事は16歳か17歳って事だよね・・・
俺が23歳だから6~7歳下って事で・・・16歳過ぎてるから
もし俺と付き合っても みんなにロリコンって言われないよな?
う~ん・・・どうすんべw・・・
告白したらうまくいくのかな?・・・ごめんなさいって言われたら・・・
う~ん・・・ああ!どーしたらいいんだよ!」
どーもです!作者のM2-1015です^^
寒さが厳しくなりましたね・・・日本海側は大雪だそーで・・・
八王子ではそろそろ綻んでくる梅の蕾もまだまだ固く閉じてます
インフルエンザも流行ってます 手洗いとうがいは忘れずにですよ^^
皆様もお気をつけ下さいね^^
さて、次回ですが今度こそノーダ村到着です!・・・たぶん・・・
ノーダ村に着いた真琴たち・・・恐竜やモンスター相手にどうなるのか!
あのミンチを見たユキは果たして戦う事が出来るのか!
まあ、筆者の気分しだいの小説ですから予告通りではないかもですけど・・・
親父さんが王都に残った理由も書きたいし・・・
こんな筆者親子ですが どうか見捨てないで
生あたたかい目で見てやって下さい・・・
それでは皆様に笑顔が増えますように願って^^
では^^ノ