12話 涙の出発 お姫様からコメディアンにジョブチェンジしました!?
真琴「・・・ぶつぶつ・・・」
レティ「みなさーん!よろしくー・・・って マコト?」
ジョン「前回レティがトドメさしてからそのまんまなんだよw」
リア「あれはきつかったですねー・・・」
ロッテ「うんうん」
レティ「・・・何の事かしら?おほほほ^^(は!これって主役のチャンス?)」
ジョン「レティ?」
レティ「い、いや、なんでもないわよ?・・・おほほほほ」
メアリ「四つん這いのマコトさんも素敵!///^^」
リリス「うむ、ああやって腕や足を鍛えてるのだな!」
ケイト「いやいや・・・2人とも変だからその考え」
ジョン「んじゃたまには俺が・・・」
レティ「第12話はじまりまーす^^(やった!^^)」
ジョン「・・・グスンw・・・」
「小僧!オヌシの様な小童がリリス殿の剣の師匠とは片腹痛いわ!」
「小僧?小童?・・・(ニコッ^^#)」
「うむ、マコト!落ち着け!本気を出すな!冷静にやるんだぞ」
やべー 怒りでみっちゃんをマジで抜くとこだった・・・こいつなら素手で十分かな?
でも真剣試合は けってーなのねw・・・
「・・・オッケー ありがと^^リリス」
殺る気まんまんで槍を構えた身の丈2m近いおっさんと向き合ってるんですが・・・
でも なんでいつも トラブル(こーなる)のかね?・・・あたしのせーじゃ無いよね?
あたしは ぼそっと疑問を口にします
「なんでこーなった?」
夕べのお風呂から一夜明けて朝なんですが・・・・・・orz
うう・・・どーせ あたしゃ・・・負け組みなのね~~~・・・え~んw
元の世界に帰るんだって 何年かかるか分かんないしw・・・
は!10年この世界に居たら あたしってば三十路に近いじゃん・・・
て事は・・・帰れるとしたって おばさんになってるよね・・・
いやいやいや・・・この世界でイケメン捕まえて・・・・・・ほんとに捕まるか?
だって、親父さんもいるんだぞ?
あたしは 昔からの悪い癖、『思考のループ』になっているのに気がつきません
ジョン「レティ・・・マコトの凹み具合・・・今回は長いな・・・夕べからずっとだぞ?」
レティ「そうね・・・これはちょっと長いわね・・・」
ジョン「どーする?」
レティ「そうね・・・月並みだけどみんなで慰めるしか無いわね・・・」
ジョン「それしかないか・・・おーい!みんなちょっと来てくれ」
あっちでジョンさんが何か言ってるけど・・・
Side真琴以外
ジョン(みんな悪いな集まってくれて・・・でだ マコトの事なんだが・・・話は小声で頼む)
レティ(カミヤは別として マコトは意外と繊細なのよ・・・ただし単純でもあるけど・・・)
リア(その繊細なマコトに 夕べはトドメをさしてましたよね?レティ)
レティ(うw・・・それは置いといて)
ロッテ(どうすればマコトは復活するんです?)
ヒューイ(嬢ちゃんは料理や菓子作りがうまいから それを誉めるか?)
リリス(うむ、剣の腕を誉めるか?)
ケイト(あの強大な魔法を誉めますか?)
ファスト(それ、逆にクレーターの件で落ち込まないっスか?)
ベル(まあ、マコトはさ そのままでもかわいいよな?)
モース(ああ、かわいいと思うぞ?)
フレック(リアよりはちょっと下だけど・・・マコトも かわいいぞ?)
ベッカー(あ、こいつ抜け駆け・・・リア好きだ!(*^ω^*)/デレッ・・・)
フレック(べッカー・・・しまらない顔しやがってw・・・)
メアリ(マコトさんは誰よりもかわいくて素敵です!キャー q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p キャー)
マック(だから、レーション食べれば元気になるって)
全員(((ないない!)))
カミヤ(俺のほうがかわいいけどな)
全員(((絶対にない!)))
ジョン(オーケー・・・んじゃ、かわいいってのでマコトを誉めるぞ?いいな?)
Side真琴
うー・・・でも こっちで彼氏作ったら元の世界に帰る時ってどうなるの?・・・ううー
ん?・・・みんなしてこっち来るけど?・・・なんだ?・・・
レティ「マコト・・・夕べはごめんね・・・大丈夫よ マコトはかわいいから^^」
ジョン「そーだぞ?マコトは かわいいんだから 気にするこたー無いって^^」
レティ・・・ジョンさん・・・慰めてくれるんだ・・・
リリス「うむ、マコトは剣の腕もすばらしいし それにかわいいぞ?」
ケイト「マコトはかわいい」
メアリ「マコトさん!かわいいです!///( ゜‥゜)=3 ハァハァ・・・」
「かわいいぞ!」「また菓子作ってくれよな!」「素敵よマコトは^^」
み、みんな!ありがとー!^^
あたしの事 気にしてくれてるんだね~^^
真琴「みんな・・・ありがとー^^・・・うん、がんばるy「がばっ!」おおう!」
カミヤ「真琴・・・ごめんな・・・ある意味で さみしい思いさせて・・・」
お父さん・・・心配してくれてたんだね・・・ちょっと嬉しいかも^^///
真琴「あ、こら・・・兄貴ったら・・・抱きつかないでよ・・・もう///(*' '*)テレッ」
親父さん・・・温かいな・・・ぬくもりが・・・///
カミヤ「ほんと すまん!おまえは貧乳っての気にしてたんだな・・・」
あ?・・・読みは『さみしい』だけど?
カミヤ「でも貧乳ても良いじゃん!微乳だっていいじゃん!・・・
だって真琴は無乳んだから!^^」
真琴「兄貴?・・・漢字とルビがちがくない?・・・あ?凸(`Д´#)」
カミヤ「へ?真琴のかわいいってのは 貧にy「死ねやこらー!(ガキンッ!)」あぶ!」
神速の居合いでみっちゃんを抜きましたが・・・親父さんも太刀を抜いてますな・・・
避けられちまったいw・・・
真琴「ちっ!・・・受け止めんなよ・・・」
カミヤ「いやいやいや!今のはマジやばかったw・・・それに『ちっ!』って言ったよね!?」
はあはあ・・・まあ、あれだ・・・真剣はまずいか?・・・・・・あれ?・・・ん?
リリス「うむ!流石だ!剣を放ったマコトもすごいが 受け止めたカミヤもすごい!」
ケイト「私じゃ受け止められない」
メアリ「すごいです!マコトさん!・・・かっこいいです!///^^」
3人娘「「「ビバ!王族漫才!^^」」」
ま、まあ・・・元気はでたかな・・・あは、あはは・・・・・・orz
さてさて、シャマールの王都へ出発の朝がきました!
この間に男性達も魔力制御を覚えましたよー
回復魔法や防御の魔法 後は強化とかだね・・・
攻撃魔法は教えませんでしたけどねー^^
あたしはこの2日間 銃火器や刀剣類 装備品や車両等に強化魔法をかけまくってました
特にテッポなんか汚れないわ破壊力上がるわ・・・たぶん錆も出なくなったんじゃないかな?
リリスは自分の太刀にも魔法がかかった!って 大喜び^^
服なんかもねー鎧みたいになっちゃって・・・車なんかも性能UPしちゃったよw・・・
そうそう エアガンも威力上がったね~
魔力?あんまし減らなかったね このくらいじゃ・・・あたしってばどんなチートだ?
まあ、ケイトは『私の立場が』ってふてくされてたけどね^^
今は朝の9時!では そろそろ出発といきますか!
先頭は あたしと3人娘のハンビーで 次がジョンさんとロッテさんでモースさんのLAV-25
3台目がヒューイさんとベルさんのトラック 4台目がフレックとベッカーとリアさんの
LAV-25 最後がレティとマックさんとファストそして親父さんのハンビーです^^
基地の東口を出て街道まで来た所で一旦ストップ^^
あたしの魔力を媒体にしてケイトが基地への入り口を幻影魔術でカモフラージュします
よし、基地への入り口はこれで解らなくなったぞ 完璧だね^^
そのまま左に曲がって北東へ進みます
前に砂漠沿いに偵察したときは5~10km/h位の低速で確認しながらだったけど
今回は普通に30~40km/hで走ってます
2時間ほど走って最初の休息場所 ノーダ村に到着!
取り合えず村の入り口手前で止まります
途中で追い越したり すれ違った馬車や旅人達も あたし達にめっちゃ驚いてましたが
ノーダ村でも人だかりですね~・・・村の門の所に人がいっぱいです
うん、これじゃ中にはいれないよね?
ありゃ?なんかゴツイかっこのおっさんが槍を構えて何人かきますね・・・さて、どーする?
「うむ、私にまかせてくれ」
「へ?リリス・・・大丈夫なの?」
「ああ、あやつは・・・真ん中の背の高いやつだが、私とケイトの知り合いだ」
「あら・・・んじゃまかせた^^・・・あ、リリス ちょっと待ってて」
そー言えば 身分を明かしてもいいのかね?・・・ジョンさんに無線で聞いてみるか・・・
「ジョンさん 聞こえる?」
「おう、なんだ?」
「村の入り口から来るゴツイおっさん達なんだけど リリスとケイトの知り合いなんだって
んで話をつけるらしいけど あたし達の身分とか王族とかばらしちゃって良いのかな?」
「んー・・・取り合えずメアリの護衛の冒険者って事にしておくか?」
「オッケー」
無線の内容をリリスとケイトに話して・・・
あたし達がこの村で簡単な商いと休憩をしたいと伝えてもらいます
リリスとケイトが背の高いおっさんと話をしてますが・・・ん?
ありゃ?おっさんってばリリスとケイトにぺこぺこしとるぞ?
おっさんと一緒に来た騎士っぽい人達もぺこぺこしてるね・・・
お?村人たちも『この方が』とか『ボムの!』『ブリザードの!』とか言って驚いてるし?
あの2人って有名なのか?・・・ふむ 後で聞いてみるかな?
お、リリスがおいでーって手をふってるよ・・・話は済んだみたいだね^^
あたし達は車両を村の入り口から中に入れます
村に入るとすぐに広場?って言うか多分馬車用の停車場になってますね・・・
空いている隅っこに車両を停車させて車から降りてっと・・・
「リリスー!交渉ありがとねー^^」
「うむ、問題ない・・・こいつも居たしな」
「だれだれ?・・・しょーかいして^^」
あたしは背の高いおっさんと向き合います
おー、でかいなー2m近いんじゃない?筋肉もすご!
腕なんてあたしのモモより太いよ!
「うむ、元私達の部下で シャマール王国第一騎士団下士官の『ブール・カンタック』だ・・・
でこちらが 現雇用主で友人でも有り 私の剣術師範の『マコト・カミヤ』だ^^」
リリス?元私達の部下で シャマール王国第一騎士団?・・・って事はリリス達って
元騎士団にいたの?・・・聞いてないよ・・・ありゃ?この人あたしを睨んでる?・・・
いや、それよりもまず挨拶だね^^
「こんにちは ブールさん^^」
「・・・なんだと!・・・このお子様が師範だと!本当かリリス殿!」
あたしの挨拶は無視ですかい・・・
「うむ、私は今現在マコトに剣を習っているが?」
「・・・(ぷるぷる)・・・」
ありゃ?雲行きが怪しくなってないか?・・・おっさんってば なんかぷるぷるしてるし?
お、ジョン達 みんなして遠巻きでニヤニヤと・・・って見物体制ですかい!
「うむ、ブール!落ち着け・・・」
「そう、落ち着くといい」
「リリス殿!ケイト殿! あなた方がこんな子供に雇われるとは・・・私はくやしい!」
「うむ、だがマコトはめっちゃ強いぞ?」
「そうそう・・・めっちゃえらいし」
「!・・・ならば 私が試すまで!・・・いいですな!」
「うむ、かまわんが・・・」
「怪我しても私はしらない」
あらー・・・止めないの2人とも・・・まあ、いいけどねw・・・軽くやっちゃうか?
「小僧!オヌシの様な小童がリリス殿の剣の師匠とは片腹痛いわ!」
「小僧?小童?・・・(ニコッ^^#)凸」
あたしは一瞬で大量の殺気を撒き散らしたみたいで・・・
「うむ、マコト!落ち着け!本気を出すな!冷静にやるんだぞ」
やべー 怒りでみっちゃんをマジで抜くとこだった・・・でもこいつなら素手で十分じゃね?
まわりも見えてないしw・・・それに相手の実力も見れない様じゃねw・・・
でもこのおっさんと真剣試合は けってーなのねw・・・
「・・・オッケー ありがと^^リリス」
殺る気まんまんで槍を構えた身の丈2m近いおっさんと向き合ってるんですが・・・
でも なんでいつも トラブル(こーなる)のかね?・・・あたしのせーじゃ無いよね?
あたしは ぼそっと疑問を口にします
「なんでこーなった?」
と言う感じで冒頭につながるわけなんですけど・・・
あたしの短気は直さないとねー・・・
ん?あらあら村人達まで遠巻きに見物ですか・・・どっちが勝つか賭けまでしてるしw・・・
ほとんどみんなブールに賭けてるみたいですが・・・
メアリ達3人娘は有り金全部あたしですか!
「がんばるのよ マコト^^」
レティってば・・・お気軽に言ってw・・・
「うむ、私が審判を引き受けよう^^」
リリス・・・楽しんでやがるな?
「マコトが勝てばお小遣い10倍・・・ぜったい勝て」
お小遣いってw・・・ケイト、後でおごれよ?
「キャー q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p キャー」
メアリは・・・うん、あれは ほっとこう・・・
あたしは武装を全部はずして・・・ハリセンは持っとこうかね?
ん?なにげにジョンさんとマックさんは 拳銃ホルスターの止め具外してるね・・・
大丈夫だよん^^・・・あたしは2人に軽くウインク^^
さて・・・
「小僧!武器は持たんのか?」
「これ(ハリセン)でじゅーぶん^^」
「うぬぬ・・・なめておるのか!」
「おっさんなんか舐めたら腹壊す!」
「うぬぬ!ゆるさん!」
おっさんは槍を低く構えて突進してきますが・・・
あたしは槍の先をふんずけて 先端を地面にめり込む様に突き刺し おっさんの突進を止めて
体勢が崩れたところで 槍の根元に蹴りを1発入れます
バキッン!
(あら?手から離すつもりが・・・へへ ごめんね?・・・折れちった・・・てへっ^^)
ブールさん驚いて@@;←こんな目をして固まっちゃってます
相手を舐めるからそーなるんだよーだ!
あたしは そのままおっさんの顔面にむかってハリセンを・・・
パシーン!
おっさんは後ろに倒れて・・・ありゃ?・・・白目むいてる?
1発で?・・・そんなに強いのか?このハリセンって?
「うむ!マコト殿の勝利!」
リリスさんが勝利の宣言してます
ケイトさんは・・・しゃがんでおっさんを指で『つんつん』と突いてますが・・・
ところでメアリさん?腰にしがみついて『すりすり』しないでね?
3人娘は掛け金もらってうれしそうですなー・・・少しよこせ^^
それにしても周りの歓声がうるさいですね~・・・あたしゃ疲れたよw・・・
腹減ったな・・・そろそろ昼か?
がばっ!
「あー!もう!暑っ苦しいからはなせ!バカ兄貴!」
「ね?ね?今ので分かったでしょ?あのおっさんも一撃だったそのハリセンって痛いんだよ?」
「それは 兄貴がいたずらするのが悪いんでしょ!」
「・・・ううw・・・(TωT)ウルウル・・・」
「かわい娘ぶってもだめ!」
あたしがハリセンを振りかぶると・・・ズサーっと離れて土下座しまくり!
まったく!この親父は・・・・・・ん?・・・は!ケイト!なにやってんの!リリスも!
「ヨコタ名物 カミヤ親子のド突き漫才だよ・・・みなさん見て」
「うむ、みんな楽しめたならこの帽子におひねりをいれるんだぞ?」
「あら?マコトさん もう終わりですか?素敵なのに・・・///^^」
・・・あ、・・・3人娘は・・・レティが基地で言った事・・・本気にしてるのか?
レティ・・・王族漫才って言った事 うらむぞー
あれ?でも・・・これって一般大衆にも広まった?・・・
あ~ん!あたしはコメディアンぢゃないんだよー?・・・(たぶんw・・・)
イケメンの神様!なんとかしてー・・・・・・・・・orz
真琴「おつかれさまー」
レティ「おつかれさまでした」
ジョン「おつかれさん!」
レティ「マコト・・・ごめんねー」
真琴「いいよ^^もう気にしてないから^^」
ジョン「その切り替えの早さはうらやましいな」
真琴「へへへ^^・・・ん?」
カミヤ「でだ、レティ>ロッテ>リア=メアリ=ケイト>リリス>>>>越えられない壁>>>>真琴って順番になるわけだ^^わかった?」
ファスト「わかったっス師匠!」
真琴「ねえ ファスト何の順番なの?^^」
ファスト「ああこれっスね^^胸の順番っス^^・・・って!ヤバ!」
真琴「・・・ふーん・・・」
ファスト「師匠!逃げるっス!・・・ってもう居ないっス!」
ヒューンヒュンヒュンパリパリパリ・・・
ジョン「あちゃーw真琴ってばAH-1W スーパーコブラ乗ってっちゃったよ・・・」
真琴「くらえ!ハイドラ70ロケット弾!」
どーもです^^作者のM2-1015です
やっと第一章に入りました
かなりの部分を省略と縮小して書いてもこんなに長くなるんですね~
(作者の腕がわるいのかな?・・・orz)
さて、次回は『真琴はぢめてのお使い』『村の中では?』『おら1番!』の3本です^^ (ウソ)
できればで結構ですのでお気に入りの登録や評価、感想なども
宜しくお願いいたします m(_ _)m ペコリ
それでは次回をお楽しみに^^
皆さんの笑顔がもっと増えますように^^
では^^ノ