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7.


投稿できなくてごめんなさい

これから少し不定期になると思いますが

気長に待っていただけたら嬉しいです


よろしくお願いします




「自分がやったことを覚えていないとは、どこまで白々しい奴なんだ。」


元婚約者様は鼻で笑い私を見下しますが、

どういう目線を受けているのか、わかっていらっしゃるのでしょうか。


私と元婚約者様が会話の最中一言も張ったしいないダメール男爵令嬢を私はチラリと見ましたが、

やっぱりと言っていいほど元婚約者様の腕に絡みついていましたが、その目は悍ましいまでに悪いお目目をされておりました。


「全てが終わるまで、表情は隠さなきゃダメですよ。」


小さな声で顔を伏せて言った言葉、聞き取れたのでしょうか。見えていたメアリー様のお顔は、元婚約者様の腕の中に隠れてしまいました。


「メアリー、この女を前にするだけで怖いというのに、すまないすぐに終わらせるからな。」


何と甘い雰囲気なんでしょうか。


甘いものはそれほど好きではないので胸焼けがしてきます。


目の前に繰り広げられる元婚約者様とメアリー様の甘い雰囲気に胸を手でさすっていたところ、


「姉様、僕もがっかりしました。

尊敬してやまなかった姉様ごこんな非道なことをする方だなんて信じられません。

ご自身の罪を認めていだだけるのなら僕から父様と兄様に話しをします。」


最近全く家に寄り付かなくなった、弟ユリウスです。


何を勘違いしているのか、毎日家に帰る私とユリウス、どちらを父様たちが話しを信じましょう。


「最近、家に帰って来ないお前の話しを父様たちが聞くとは考えにくいんだか。」


そこへやってきましたのが、兄様です。


「兄様!なんで兄様がここにいるんですか。」


突然の兄様の登場にユリウスは驚いていましたが、何を驚く必要があるのかと私は、首を傾げました。


「何を驚いている。公爵家である我が家が、このパーティーに出席しないわけには、いかないだろう。私は父の代理で今日来ている。お前にも連絡したがな、家に帰ってこないお前は、知ることもできなかったか。

それに今日はセレスのエスコートも兼ねている。婚約者にエスコートを断らせたと言う妹をそのままにはしておけない。」


納得のいく回答、ユリウスはなぜだか悔しそうにしている。公爵家の我が家がパーティーに出席しないことが、少ないのに私もユリウスもまた学生、公爵家の代理が学生では、務めることができないのです。


「これはリアロスター殿、其方こそ嘘つきな妹を庇い立てするつもりなのか、私の愛しのメアリーに醜態晒されないことをしたその女の肩をまたつもりなのか。」


元婚約者様は私がメアリー様に何かをしたと言うのですが、その詳細を一向に言葉にしない焦ったくなってきてしまいました。


「アルデリア卿、先程から貴殿が言っている妹がしたと言うことは一体なんなのかはっきりとさせたいのだ具体的に妹はなにをしたと言うのだ。」


「兄の言う通り、私がそちらにいらっしゃるメアリー様?に一体何をしたのか、

そして、ローデリアス様はこのような場で私に何をおっしゃりたいのか全くわからないのですが」


兄様と私で詰め寄るような形で問いかけると、元婚約者様はお顔を真っ赤にされてこちらを睨みつけた。





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