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2.



 パーティー会場に向かう馬車の中、私セレスは兄のリアロスターと共にいた。


もちろん兄には今日の私のエスコートをお願いしているからであります。


「全くお前の元婚約者も困った者だな、

おまけに例の男爵令嬢は我らの弟にまで手を出しているのだろ、なにか特殊な力でも働いているのではないだろうな」


向かい合わせで座っている、お兄様は不機嫌なお顔で腕を組んでいた


「お兄様、滅多なことは言っては行けません。"元"婚約者様が何か考えていらっしゃるのでしょう。

ユリウスに関しては、私の落ち度です。

完璧に隙を突かれました。申し訳ございません。」


馬車の中私は座ったままの状態でお兄様に謝罪した。


「セレス、お前が謝る事は何ひとつもない、下賎な女に引っ掛かったのは愚弟の行いの結果だ。責任は自分で取らせる。」


お兄様は私を心配するように柔らかい口調で言ってユリウスを責めたが、声にはユリウスの心配の色が見えた。


「まぁ、お兄様ったら」


お兄様も少なからずユリウスを心配していたのだと思い、我が公爵家の次男であり末っ子の行く末をお兄様と私は弟の行く末を案じるのでした。


私はそれ以上追求はせずに馬車が止まるのを待つことにしました。






初めましてツグです。

初投稿です。

誤字脱字などあると思いますがよろしくお願いします。

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