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拝啓 愛する君へ
まだまだ未熟ですがたくさんの方に読んでいただけると嬉しいです。
また、この小説は実体験をもとにしております。
私はあなたに初めて手紙を書いています。
あなたも知っている通り、不自由な手で書くので読みづらいかもしれません。
そこは許してください。
今はもういなくなってしまったあなたは私の全てでした。
思いが通じ合わずぶつかることもありましたが、あなたと過ごした55年間は幸せでした。
神様はどうしてあなたを選んでしまったのでしょう。
みんなに愛されるあなたをなぜ苦しめたのでしょう。
あなたがそばにいた時には恥じらい、伝えられなかった私の思いを綴ります。
本章が始まります!