最終章第二話「アメリカへ」
ヘリコプターに乗りアメリカに向かう場面
私たちはヘリコプターに乗り込んだ。
機内には翔お爺様からのメッセージがあり、私たちはそれを読み始めた。
メッセージにはこう書かれていた。
「希へ、このヘリコプターは未来家の特注品で、核エネルギーで動いている。核エネルギー部分が攻撃されない限り、アメリカまで必ず到着する。目標地点の座標を入力すれば、その場所まで自動で向かうから、操縦は心配しなくて良い。最後に緑のボタンを押すと、館の天井が開き、ヘリポートになる。」
メッセージを読み終えた私たちは、お互いに頷き合い、ヘリコプターのスイッチを入れてボタンを押した。
「ゴゴゴ」と大きな音が響き、天井が開き、ヘリポートが現れた。
そして私たちはアメリカに向けて飛び立った。
「守、アメリカまでどれくらいかかるのかしら?」
私が尋ねると、守は少し考えてから答えた。
「約1日ほどだと思います。」
「そう。」
「なら、私は軽く寝ているわ。」
「分かりました。」
数分後、私は目を開けた。
昼間だと思っていたのに、すでに夜中になっていたことに気づく。
「守、私はどれくらい寝てたの?」
「およそ6時間です。」
「そう。」
「今、ここはどこ?」
「太平洋のど真ん中ですね。」
「太平洋って広いのね。」
「はい、広いですね。」
「希様、アメリカまではまだ時間がかかります。どうされますか?」
「うーん。」
私は少し考え、「それならシュトーレンを食べて、落ち着いたらまた寝るわ。何かあったら連絡して。」
「かしこまりました。」
守はそう言うと、シュトーレンを準備してくれた。
そして私は再び眠りについた。
夢の中で、ルナさんが私に言った。
「アメリカで、あなたは新たな出会いがあるでしょう。」
その言葉を聞いた後、私は目を覚ました。
辺りを見渡すと、外はすっかり明るくなっていた。
「守、今どこら辺?」
私は再び尋ねると、守はマップを見ながら答えた。
「もうすぐアメリカ大陸が見えますよ。」
その言葉通り、辺りを見渡すと、確かに大陸が見え始めていた。
約1日かけて、私たちはようやくアメリカに到達した。
ここからどうなるかお楽しみに




