棒の向くまま木の向くまま 草稿
棒の向くまま木の向くまま 草稿
「これ……師匠がさ……持ってけって……」
「それね……渡されたは良いんだけどさ……? 」
「木の棒だよな……これ?」
「杖とかじゃ……無いのかな?」
「いる……?」
「……ハッキリ言うと、いらないね!」
「他に何か言ってたよね?」
「ダウジング棒だ! 運命を委ねよ!」
「そんな風な事、言ってたような気がする!」
「何だっけ?」
「師匠の家からぴったし千歩歩いて、棒を倒してここまで辿り着けたら許してやるって言ってたような!」
「千歩って以外と近いよな?」
「そうだね……あそこに師匠の家見えるもんな?」
「本当は、千里って言いたかったんじゃ無いかな……?」
「あの剣幕なら、間違い無くそう言いかねない感じだったもんね!」
「言い間違い?」
「言っちゃったから、後には引けなくて……苦肉の策の、この棒何じゃ無いかなと……推察するんだけどな?」
「成る程ね!」
「ほぼ真っ直ぐの道を、これを倒して倒れた方に進めって事か……」
「以外と面白そうじゃね!」
「だね!」
「棒の向くまま、木の向くままって感じか?」
「上手いね!」
「それ程でも!」
「でさ……? ダウジングって何かな……?」
「知らないよ?」
「だね!」
「これさ……壱回倒して……何歩だろう……?」
「罰何だよ! 壱歩でしょ!」
「やっぱ……そうか……?」
「そう思うと……千歩って遠いな……」
「だね……」




