表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
78/100

幸せねぇ……幸せねぇ…… 草稿


   幸せねぇ……幸せねぇ…… 草稿


 わたしは壱匹(いっぴき)の猫である。


 生まれた時から、ずっと猫である。


 名前はなんちゃらって、横文字で呼ぼれてるが……。

 好きじゃ無いので、あえて覚えていない。


 いわゆる家猫ってやつだな。


 ふ〜ん……飽きた……。


 もう飽き飽き何だよ〜っ!


 等と、叫んだりはしない。


 取り乱したり、暴れたりするのは、わたしの主義と違うんのだ。


 わたしはご主人様うからすれば、比較的扱いやすい家猫だろうね。


 好き勝手やらさせて頂いてます。


 ネズミがいねぇんだよ〜っ!


 ガリガリガリガリ!


 ん……暴れるのは、わたしの主義と違うと言ったと言いたいんだろう……。


 分かるよ。


 わたしもそちら側に立っていたら、きっとそう突っ込む事だらうからね……。


 部屋や家具など、気付けたりはしていない。


 これはれっきとした、ご主人様からわたしに対しての贈り物何だからね!


 爪研ぎとか言ったかな!


 先月頂いた、ネズミ風の噛み噛みマウスもこちらにあるがね!


 幸せだって……。


 幸せって何だい……。


 幸せねぇ……。


 幸せねぇ……。


 わたしは外の世界を知らない……。


 幸せねぇ……。


 幸せねぇ……。


 あの窓の縁から眺める風景かな……?


 わたしの、幸せの夢見る世界だからね。


 幸せねぇ……。


 幸せねぇ……?


 部屋から壱歩(いっぽ)も外に出た事の無い、しがない家猫に言える事何てね……たかがしれてると思わないかい?


 で……君の幸せって? 何だい……聞かせておくれよ?


 時間はたっぷりと、あるんだからさ……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ