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第8話



 「《各部に通達!! 至急、天明の間に集合せよ!!》」



 大臣と思われる男が連絡をし始めた。



 「だばあ!!」(訳 通信魔法か!?)


 いや、利用しろ。

 この魔法を覚えるんだ。

 今できることを………!


 「アクルトス様、ただいま参上致しました!!」



 外から男が飛んできた。

 あの飛行魔法もコピーだ。



 「中級か………まぁ良い!! そこな赤子を殺せ!! 忌み子だ!!」


 「何と!! 了解しました」


 大丈夫だ。どうせこいつも今までと同じ。

 魔法はバリアで防げ——————

 

 「喰らえ、下郎」


 「!?」


 俺は咄嗟に寧々のにタックルをして、バリアから外に出した。

 そして、 この光景をみた生徒は、息を呑んでいた。


 「バリアが………」



 「貫通してる………!?」



 数十もの氷の塊が、バリアを突き破っていた。

 無敵ではないようだ。

 とっさに不味いと判断したのは正解だったらしい。


 「!! ユーマ君!! 血が!!」


 「あう………」(訳 チッ………)



 傷を負ったか。

 だがこれで、ひとまず逃げる算段はついた。



 「あう! だばあ! あぶぶう!!」(訳 寧々!! 俺を抱えろ!! 急げ!!)



 「う、うん!!」



 寧々が俺を抱えた瞬間、俺はバリアを張りつつ、先ほどのやつが使っていた移動用の魔法を使用した。



 「だぶだぶ!! だだ、あう!!?」(訳 それじゃあ、行く、ぞッ!?」)





 ギュンッッ!!






 と、とてつもないスピードで飛んでいく。

 壁を突き破って外に。


 すると、外には大量の魔導師がいた。



 「ねぇこれって………」


 「ばぶ、ダ?」(訳 うーん、やばくね?)

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