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第2話



 「………………」



 何だ?


 「……ま………………く」



 寧々?



 「………ーま………ゆー………く」


 

 そんなに揺さぶんなくても………



 「ユーマ君!! ユーマ君!!」


 起きる起きる。

 起きるってば。


 俺はつい寝てしまっていたようだ。

 さて、さっさと返事をかえすか。


 「うー」(訳 オッス)


 ………………ん? あれ? 今俺、オッスっていったよね?


 何かがおかしい。

 そう思った。

 というか、寧々が大きく見える気がする。

 いや、それだけではない。

 


 俺、抱えられてね?



 横を見ると、確かに抱えられていた。

 それも寧々にだ。

 あの非力な寧々が………


 縄跳びで引っかかりまくる様子や、 自転車で乗って2秒でコケる場面などを思い返していた



 「おぶあ!! あぶう、ぶぶ………」(訳 いや、そんなこと言ってる場合じゃない!! 俺は今どうなって………)


 偶然、金属のものが目に入り、そこに映る寧々とあるものを見た。

 え?

 俺は恐る恐る自分の手足を見る。

 顔を触る。


 「ばぶ!!」(訳 何!?)


 そして喋れない俺。



 受け入れるしなかない。

 俺は、今、



 「ばぶぶ!! ぶぼあああ!!!!」(訳 赤ん坊になってんじゃねぇかああああああ!!!!)


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