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魔法少女でイイノ?  作者: 月読雨月
四章 倒してイイノ?
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倒してイイノ?13話 船内侵入戦

船内侵入戦


神奈ちゃんが壊した壁から侵入を開始、しかしその壁はすぐに塞がった。そして中にはなにも居なかった。

「……このまま直線で、動力室に向かう。そこに多分、悪魔の作った動力源があるはずだ」

「それを壊せばいいの?」

神奈ちゃんが壁を破壊し、侵入。私はそれに続きながら、質問する。

「いいえ、それは神奈が破壊するそうです。あなたにはそこまでの護衛を……来ました!」

メイドロボが上を見て私はつられるように見ると、そこには私のサモンエッグを持った、悪魔に憑かれている、女の子がいた。

「お願いサモンエッグを返して!」

私は叫ぶ、しかし彼女は何も言わず、サモンエッグを上に投げ、それに魔法で作ったであろう、木をぶつけ、木の龍が召喚された。

「何? あの龍、私知らないよ……」

私は何が出てきたのかとビックリしていると、神奈ちゃんが、

「……成程、木の伝説上の生物ってところか。大きな魔力で作られた、木をぶつけて召喚、という事だな。珠樹、あれは多分青龍だ、あいつの相手は頼んだ、005号も置いていく、何とかここに留めておいてくれ」

そう言うと神奈ちゃんは奥に向かっていった。

「おお、お前たちを止めるのが我の役目だが、その前にお前にお礼を言わねばならん。珠樹、よく我らを使ってくれた。あのままだと倉庫の中に忘れ去られるところだったのでな」

「え、どういたしまして、じゃあ私達を手伝って。あの子を倒したいの!」

「それはならん、召喚したのはあの少女だ。だからな、お前らは我をここで留めなければならない。出来るか?」

「やってみせるよ! 友達との約束だもん」

私は刀を構え、青龍に斬りかかり、メイドさんも右手から火炎放射を出す。しかし火炎放射は回避され、私は尻尾に当たり、壁にたたきつけられた。

「珠樹様!」

叫ぶメイドさんの声が聞こえる。

「いたた、大丈夫だよ!」

立ち上がり、声をかけ、武器を構える。

「今の攻撃で大丈夫なはずあ……、え? 無傷……成程、永魔のリングの魔力が全部防御に回ってるのですね」

「うん、私、魔力を操れないから脳波で魔力を全部防御に回すように設定してるんだ。それなら可能なようにルシに設定してもらったから。って話してる場合じゃないよ。どうすればいいのかな?」

「この龍は私が倒します。あなたはあの悪魔と契約した子を倒してください」

「わかったよ」

私が悪魔と契約した子を追おうとすると、青龍は、

「通すと思うか?」

とまた叩きつけようと、尻尾で攻撃を仕掛けてきたが、そこに火炎放射が飛んできて、

「守らせるとお思いですか?」

とメイドさんが青竜の尻尾を退けてくれた。そして私はそのまま悪魔と契約した子を追いかけた。

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