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魔法少女でイイノ?  作者: 月読雨月
四章 倒してイイノ?
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倒してイイノ?8話 空の戦い

空の戦い


「これ、本当に戦闘機だね。中には人が入って無さそうだけど、どうすれば止まるんだろうね」

と僕は翼を斬りながら通信をする。翼を斬られた航空機はバランスを崩し、落ちてゆく。

「あたしはね~、爆散させてるから、何とも言えないよ~。けど、黒いのを壊せれば、何とかなるのかな~」

と代美の声が聞こえたのと同時に大量の爆発音が聞こえた。僕はその間も違う航空機に飛び乗り翼を斬り落とす。そこに、

『……OKだ。敵航空機が少なくなった。空母を出す。二人共引き続き頼む。だが、味方機に攻撃はするな』

「うん、わかったよ」

「りょ~か~い」

すると、戦艦の艦橋の中にいるであろう神奈が水上に歯車の中がくりぬかれたような物を設置、それが大量に集まり大きな円を作った。そこの間の空間が捻じれ、そこから違う空間が顔を出し、航空母艦が現れた。それらは、すでに、艦載機を発艦し、その艦載機らもその空間から現れた。その後急上昇を開始、僕たちと同じ高さまで上がり、交戦を開始した。

「流石、代美と神奈の合わせ技だね。代美が甦らした船を神奈が改造して、空間をつなぎ合わせて、召喚する。けどこれらはどの時代の船なんだろうね。僕、すごく気になるんだよ」

「? なんで~」

「これだけ魂がこもってるとね、なんとなく、人間同士戦ってた時代なのかなって」

「そうだね~。よく、フィクションの題材になる時代だよ~」

「あー、第二次か。あの時代は怖いよね」

「そうだね~」

『……ちなみに今敵が使っている機体はすべてその時の残骸だ。皆が言っている。あれは俺達の物だと。まあここはあの航空母艦5隻が沈んでたからな、他の船も沈んでいる。っと珠樹に援軍を送らねば』

その間も航空機を落としていたが、艦載機が来てくれたため、

「ねえ、珠樹はどうしてるの? 戦ってるみたいだけど」

「……その通りだ。船内に入り込んだ敵を倒してもらっている」

「じゃあ僕そっち助けに行くよ」

そう言うと、僕は航空機から飛び降り、落下傘を開き降下した。

「……わかった、無理するなと言ってあるが、彼女は無理するからな、お願いする」

 「代美も無理しないでね」

「わかったよ~」

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