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魔法少女でイイノ?  作者: 月読雨月
三章 友達でイイノ!
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友達でイイノ!22話 外の戦い

外の戦い


「やはり来たか……」

「そうだね~」

私たちは船の上から相手もドックから戦艦を出してきたのを見ていた。周りには沈んだ船たち、先程出てきた、大型船の残骸だ。

「……あそこで撃つと、珠樹たちを巻き込んでしまうな……」

「う~ん、一点を狙える武器で、あれを沈めれるのはないよ~」

「……ああ、珠樹たちが出てこないことには、話にならないな……」

その時ポケットに入れていた機械が震え、詩織たちが突入したことが分かった。そして、敵の戦艦は、こちらに向かい砲門を構える。私たちは迎撃のために、

「我は日の出の巫女なり」

「我は機械の女王なり」

代美の言葉に私は続く、

「願いを聞きし古の船たちよ」

「思いに答えられし戦の無念たちよ」

「今ここに呼応する時!」

「今ここに集結する時!」

「この戦いを望むものに」

「この戦乱を望むものに」

「鉄槌を!」

「裁きを!」

「ここに集え」

「ここに現れろ」

「「古の艦隊よ!!」」

その掛け声とともに、それらは水中より浮上を開始、目前まで迫っていた、敵の超巨大戦艦の周りに、それより小さいが十分強そうな私たちの艦隊たちが現れた。

「……さあ、戦の始まりだ。沈んだ都の王」

「制空権とるよ~」

そう代美が言うと、私たちの艦隊の後ろの方でそれらは水中より浮上した。空母隊、六隻の空母が現れた。それらは次々に、艦載機を飛ばし、それとともに、代美は弓を引き絞る。相手もよくわからない飛行物体を飛ばし、こちらに飛んできた。それらと、艦載機は戦闘を開始、こちらが劣勢だが、

「……私が上がろうか?」

と提案するが、代美は、

「ううん、大丈夫だよ~」

というの共に、矢を放つ、それと共に周りに浮かんでいた数千の弓から矢が飛び出し、それらは、別々に狙いをつけていたように、不思議な飛行物体に当たり、それらの動きは鈍りその瞬間に艦載機に落とされていく。

「……やはり、君の射撃はすごいな」

「そうかな~。えへへ~」

「……それじゃ、私もそろそろ本気出そう。自己修復能力承認、自動戦闘AI起動、全軍突撃開始!」

 周りの戦艦たちと後ろにいる空母が自動的に修復&戦闘を行うように設定、自分の乗っている戦艦だけは私の意志で動くようにして戦いを開始した。


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