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魔法少女でイイノ?  作者: 月読雨月
三章 友達でイイノ!
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友達でイイノ!15話 詩織vs代美

詩織vs代美


「あたしの矢、避けれるかな~?」

そう言うと代美は自分の、弓を構え、弦を引く。

「まずいですね……」

私はこの子の技を知っている。自分の力を空中に浮いている無数の伝説の弓に分け、そこに古くからある伝説の矢を番え、それを放つという技だ。これらは今私を360度、上からも、そして甲板がある下からも狙われている。つまり球状に弓がある。

「どうする~? 降参する~?」

「そうですね、私は実を言うと、島津さんのお財布事情なんて、興味ないのですが……」

「じゃあ降参だね~」

「ですが、珠樹の気持ちも考えてあげてほしいですね。多分私たちが間違っているのでしょう。多分あなた達が正義なのでしょう。それでも私たちの怒りは収まりません。今まで黙っていたこと珠樹に謝るというまでは戦いましょう」

「じゃあ、謝るから~降参して?」

「……あっさりしてますね。ではこの一撃、を受けてから降参しましょう。流石に何もしていないのに降参するわけにはまいりませんから」

「え~、それじゃ、詩織ちゃん死んじゃうよ~?」

「いいえ、この程度の攻撃では死にません」

「も~う! どうなっても知らないよ~!」

 代美は一斉に矢を召喚、その間に、私は大型兵器使いに兵科を変更、矢が発射されるとともに、防衛兵器、天岩戸を私を中心に展開、すべての矢が、天岩戸によって阻まれる。

「な、何あれ~?」

と外から聞こえる。天岩戸は、音と空気以外をすべて遮断する。

「見ての通りシェルター系の魔法です。どうです。死ななかったでしょう」

「うん、そうだね~、じゃあ降さ……」

「いいえ、私が降参です。多分回り燃えているのでしょう?」

熱も遮断するので、熱くはないが、パチパチという音でわかる。

「代美さん、出来れば火を消してもらえませんか?」

「ふふふ、しまらないね~。いいよ~。友達だもん」

そう言うと代美は魔法を解いて魔術の炎を消し、その後、何かを用いて、飛び火した火を消してくれた。

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