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友達でイイノ!6話 一時停戦
一時停戦
「よし!」
永魔のリングの防壁のおかげで怪我もなく、気を失うこともなく、少し疲れをいやして復帰。もっと衝撃が強かったら気を失う可能性もあるが……。私は黄色フードにコッソリ近づいて、フードをとった。当たり前だけど、その顔は見たことない人で、不思議な魔法道具を持っていた。
「ふん! また魔力を生成できなくしてあげるよ」
と皐文ちゃんと似た口調で話しているけど、声が違う女は私に接近してきて、その機会の魔法道具に魔力を注いで、その機械を発動させようとした。しかしその時、頭に言葉が響いた。
『……全員戦闘停止、私とサターンの間で、一時停戦の話が付いた。フード軍はあの場所に』
『我らは島津の車に』
『……プリマは札に戻ってもらう』
『以上だ!』
それを聞くと目の前の女は、
「何が停戦よ! 僕はこのまま戦……」
そこまで言うと、黄色フードは青フードに捕まって連れて行かれた。




