表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法少女でイイノ?  作者: 月読雨月
三章 友達でイイノ!
51/207

友達でイイノ!4話 姉との再会

 姉との再会


車の中で、座ってそれでもすぐ戦闘できるように、ナイフをクルクルさせていると、

「やっと会えたね、エスキちゃん」

と懐かしい声が聞こえたのであたしは上を向くと、車の屋根を貫いて、目の前まで刃が伸びてきていた。右に避けてドアを開け、上に飛び、相手を確認する。するとそこには……

「姉ちゃん?」

「おひさーエスキちゃん」

ナイフを落としそうになりながら、言葉を続ける。

「なんで? 死んだはずじゃ……それともまた、焔の幻影?」

しかし焔は寝ている。

「ひどいなー、私は死んだけど、木を媒体にこの世を彷徨っているんだよ。そう、あの時焔たんと一緒にいたのも私だよ」

「えっ……?」

「まあいいや、焔たん返してもらうね!」

 「ちょっと待って、話が見えない!」

と言ったのにも拘らず、姉ちゃんは大剣を振り下ろしてきた。あたしはナイフを二本取り出し、防衛に入る。上にナイフを二本とも構え、それを押し返そうとする。すると、左手をこちらに近づけてきた。多分前と同じ力を持っているなら……! あたしは剣を押し返し、後ろに下がった。その時、

「……全員戦闘停止」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ