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魔法少女でイイノ?  作者: 月読雨月
二章 姉妹でイイノ?
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姉妹でイイノ?19話 後方の戦い

後方の戦い


火薬庫に装置を取り付け、上に上がると、そこには鉾を持った女が居た。

「あなたは?」

「わたくしですか? わたくしはシヴァですのよ。エスキの教育をしていますわ」

白は戦闘態勢に入る、黄金も戦闘態勢に入り、口を開く。

「つまり敵だね?」

「その通り、わたくしたちは今から壊し合いを始めますわよ、ああ、なんと心躍る!」

ドン引いた。

「……なにこいつ?」

「さー? なんだろね」

しかし、彼女が鉾を構えた瞬間、白たちは構えなおす。そして敵と私達の周りに、炎が現れ、周りを囲んだ。

「さあ逃げ場はなくしてあげましたわよ。かかってらしゃいな」

「逃げ場なくさなくても逃げないのになー」

「その通り、白たちは逃げない……!」

戦闘を開始した。白は接近を開始、シヴァは鉾の先から炎が三つ出てきて、それは球体になりこちらに向かってきた。しかし黄金が、手から鉄の塊を三つ放出し、それを火の玉にぶつけると火の玉は消え、鉄の塊は熱を帯びたように赤くなりながら、そのままシヴァに向かって飛んでいく。しかしそれらはシヴァの鉾によって落とされた。その隙に接近していた、白は思いっきり殴り掛かった。シヴァも鉾をこちらに向け、思いっきり突いてくる。何とか回避して、攻撃をする。それと同時に鉄の塊がまた飛んできて、同時にシヴァに到達する。しかし、

「効きませんわね。そんな攻撃! 遠距離攻撃、近距離攻撃はこうやりますのよ!」

そう言うと、シヴァは後ろに光の壁を作り出して、そこから無数の炎を飛ばし、それと同時に鉾をこちらに向かて振り回してきた。その後ろを白たちと、たまちゃんを引き離した憎らしい白い女の子が通って行ったが、気にしない。まるで炎を出している光の壁は個別に動いているようであった。

「これじゃあ勝ち目無いよー」

「……じゃあ、あれやる」

「そうだねっ」

そう白が言うと黄金は前に走り、白が後ろに下がる。そして丁度交差する所で手を取り、そしてグルグルと二人で回り、二人は一人になった。

「「二人で敵わないのなら、一人で戦うまでだよ」」

 「バカですわね、数的有利を捨てるとは」


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