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魔法少女でイイノ?  作者: 月読雨月
二章 姉妹でイイノ?
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姉妹でイイノ?15話 珠樹の目覚め

珠樹の目覚め


「珠樹! 珠樹!」

私を呼ぶ声で目が覚めた。

「あ、あれ? ここ何処? ……私負けたはずじゃ……って六角さん?」

「ようやく目が覚めましたのね! 大丈夫? 動けますの?」

その、六角さんの声を聞いて、美智さんと成水さん、そして何故かそこにいたお兄ちゃんも来た。

「うん、大丈夫だよ。ほら」

と腕を回して、ジャンプして見せる。

「よかったです。これで反撃に出れるというものですから」

「おめでとうございます。珠樹、復活ですね」

と成水さんと美智さんが言う。成水さんは本当に安心した顔をした後に、しっかりと上を見据えて言っていた。しかし、

「ちょっと、起きたばっかりの珠樹に無茶させますの? 断固反対ですわ!」

と、六角さんが言う。すごいありがたいなぁ。でも、

「ありがとう、六角さん、でも私行かないと。私のせいでこんなことになったんだもん。だから行かないと……」

「そんなことありませんわよ! こんなこと、あなた一人が起こせる話じゃありませんわ。これらはきっと、あの船に私たちを捕らえた者のせいですもの!」

「でも、悪魔たちの封印を解いたのは私なんだよ」

「珠樹さんがそんな事、するわけ無いですわ!」

「……ありがとう、でもあの悪魔たちは私のせいなのは本当だから……」

「……それでも行くというのなら、約束してくださいな。絶対帰ってくると!」

「うん! 約束だよ」

私はろっか……いや、私の友達の小麦さんと約束し、美智さんと小麦さんを残し私たちは空に向おうとすると、お兄ちゃんが、

「珠樹、金のサモンエッグは何個だ? もし良かったら、2個貸してはくれないか?」

「えっと、10個だよお兄ちゃん、じゃあ2個わたしとくね」

渡し、空に向かった。

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