表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法少女でイイノ?  作者: 月読雨月
二章 姉妹でイイノ?
26/207

姉妹でイイノ?6話 戦いに挑む理由

戦いに挑む理由


次の日学校に行くと皐文ちゃん、代美ちゃん、神奈ちゃんは学校を休んでいた。不思議に思い、家に帰ってから電話をかけても、スマホには誰もでない。なんで誰も出ないんだろう……、そう考えていると私は昨日のことを思い出した。お姉ちゃん二人を誘拐しようとした、悪魔の事を。私はスマホを取り出し、成水さんに連絡することにした。

「もしもし、成水さん! 悪魔たちの本拠地ってわかる?」

『いきなりなんですか?』

「あのね、友達がさらわれかもしれないの! だから本拠地に乗り込んでみたいんだけど……」

『ですが、あの者達には本拠地なんてありませんよ。あるのは人類を滅ぼそうという考えだけです。なぜそのような考えに?』

私は少し落ち着き、考えて、答えることにした。

「昨日……、お姉ちゃんが悪魔たちに誘拐されかけたの。なんとかなったんだけど、でも、最近世界中で流行っている、誘拐事件が多分悪魔たちのせいなんだよ。あの人のためだって言っていたもん!」

『……にわかに信じがたいのですが、なるほど、悪魔たちが人を集めているのなら、それを防ぎつつ戦う必要がありますね。まあその街には、仲間がいるので大丈夫だと思っていたのですが、では追って連絡しますので』

「う、うん。あっ私はどうすれば……」

『前に仲間が設置した検索器があります。常人以上の魔力に反応するのでそれを使って悪魔を捕まえてください。そいつから聞き出しましょう。場所は私があなたをおびき出した廃墟の屋上にあります』

「ありがとう」

『では』

私は電話を切り、早速廃墟に行こうとすると、お姉ちゃん達に呼び止められた。

「どこ行くのかにゃ~?」

「……教えて」

私は答えるべきか悩んだのち、嘘をつくことにした。

「と、友達と遊ぶんだよ?」

「目が泳いでるニョ?」

「……そうだそうだ」

私嘘つくの下手? お兄ちゃんは騙せるんだけどな……。

「ちょちょちょっと散歩、うん! 散歩散歩」

「……たまちゃんキョドってる」

「まあ散歩なら黄金達もついて行っていいよね~?」

「ひとりで行きたんだけど……」

「……ついていく」

「決定だね!」

「うううっ」

ということで私達は散歩に行くことになり、途中でお姉ちゃん達を撒いてから、廃墟に向かうことにした。

この後の週から、週一回で投稿しようと考えています。木曜日の12時は変わらないと思いますがよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ