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魔法少女でイイノ?  作者: 月読雨月
二章 姉妹でイイノ?
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姉妹でイイノ?5話 姉二人

姉二人


「そういえば、今日帰ってくるんだっけ? た、救けないと!」

ブレスレットを机の上から取り、ウエストポーチを装備、窓から飛び出し、その落下中に変身、そして重力制御、空に向かっている姉を抱えた悪魔を追いかけた。悪魔はこちらに気付くとビルの上に降り、いつの間にか気を失っていた二人を下ろすと、

「お前、噂に聞くルシフェルを倒した奴か?」

「うん、ルシフェルは私たちが倒したよだから相手にならないと思うよ。だからおとなしく倒されて」

「ちょうどいい、仇を討って、あの人に献上だ」

あの人って誰だろう? それを考えてた時に悪魔は黒い玉をこちらに向かって打ち出してきた。私は闇のサモンエッグを取り出して前にかざし、そのサモンエッグは刀へと姿を変えた。そしてそのままその黒い玉を切り落とす。

「ふん、うまくやるじゃあないか。でもこれでお前はおしまいだな」

その声とともに私は後ろから何者かに、羽交い締めにされ、

「え、え? ええ?」

「ハハハハハ! 俺らがあんな大敗を喫した後に単独行動する訳無いだろう。少なくても二人で片一方は隠れながら行動するようにあの人言われていたからな、ざまあみろ! これで、お前は終わりだ!」

そんな私、ここで死ぬんだ……。折角立ち直って、みんなと楽しく過ごしたかったのに……、そう考えていると涙が出てきた。

「おっと、まだ殺さないぜ、お前が助けようとしていた女達と一緒にあの人に献上して、まあ足と手を縛って、そして魔力封じはさしてもらうがな」

そんな声が後ろから聴こえてくる。このままじゃダメだ。しかし、いくら魔力で手の力を強化しても、外れそうにない。しかし異変は突然に訪れた。目の前にいた悪魔がいきなり消滅したのだ。

「おい? 相方? 返事しろよ。おい!」

 私の後ろにいた、悪魔は事態に気がついたようで、思わず手を離したようだ。その隙を私は見逃さず、持っていた刀でそのまま悪魔を切りつけた。そして私も気がついた。

「あれ、お姉ちゃん気がついてたの?」

「うん、まあ気づいたのはついさっきだけどね」

と黄金お姉ちゃんがカラカラと笑う。

「……それにしてもここはどこ? 白達は家の近くまで帰っていたはずなのに?」

「よ、よかった~お姉ちゃん達無事で……! 危なかったんだよ。お姉ちゃん達拐われるところだったんだから」

「ありがとうね~。いや~いい妹持ったわ~」

「……ありがとね」

私達は家に向かって歩きだしたなぜか場所が近くの公園に移動していたけど、私は一生懸命過ぎて気づいてなかった。

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