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魔法少女でイイノ?  作者: 月読雨月
九章 魔法少女でイイノ!!
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魔法少女でイイノ!! 11話 双子vs巫女と機械

双子vs巫女と機械


「……あの二人、本当に珠樹の姉さんなのか?」

私は思わず顔認証結果、あまりにもあの二人の妹、珠樹に似ても似つかない二人を見て言う。すると、意外な事に代美から答えが帰ってきた。

「違うよ~。珠樹ちゃんのお姉ちゃんを名乗っている二人は~、多分サモンエッグによって召喚された人? だよ~」

私達は、積み重ねられた、偵察ロボの残骸の後ろに隠れて、飛んでくる鉄の塊を防ぎつつ隙を見て、私はミサイルを撃ち、代美は矢を撃って、反撃をしつつ会話をしている。

「……なぜそこで疑問なんだ?」

「それがね~、あの二人が姉妹なのはわかるんだけど~、珠樹ちゃんと~あの二人、神力が桁違いなんだ~。黄金さんの方はね~神に近い人間の量の神力を、白さんの方はね~、その二倍ぐらいあるんだ~。量から察するに神様だよ~。珠樹ちゃんが神様と姉妹だなんてあり得ないよね~。それならあの二人は他人、または、召喚された人と考えるのが自然だよ~。それで疑問形の理由だけど~、あの白さんって人は~、神様、黄金さんは~、半神ってところかな~。多分なんだけどね~。だから疑問形なんだ~。ちなみに~、二人ともあたしの神力より多いよ~」

「……そうなのか。ならば、金のサモンエッグで召喚された者たちだろうな。恐らくだが。ログに残っている、歴史上の人物、神話上の人物ならば、金のサモンエッグで召喚できるのだろう。それで、この場を力技で抜けるのは、やはり」

「無理だよ~、ちなみに~転移魔術の方も接近するのには~、危険みたいだよ~。あ、此方から見て、右から接近してきてるよ~」

鉄の塊が止んでいる。私はミサイルを右側から乱射する。すると、代美の言う通り接近戦を挑みに白が来ていた。しかし不意打ちのミサイルを回避する為に後方に大ジャンプ、その隙を見て、代美は地面に転移魔術を使い、そこに矢を放ったが、そこから鉄の塊が飛んできて、攻撃は失敗していた。

「……これでは、手詰まりだ。どうにかして動かしたいが、どうしたものか」

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