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魔法少女でイイノ?  作者: 月読雨月
九章 魔法少女でイイノ!!
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魔法少女でイイノ!! 5話 嫌われ者

嫌われ者


私達が町に入ると住民たちは皆、私達を睨みながら、建物の中に入っていく。しかし、そんなことはお構いないしで、飯野兄は、

「成程、別世界に渡ったな。陣の文様からすると、科学、魔法共に高度の世界だな。よし、渡るぞ」

そう言う彼の頭に一粒の石がぶつけられる。彼の額から血がすぅーっと落ち、額に手を当て血が流れていることを確認すると、魔術で傷をふさいだようだ。私達は石の飛んできた方を向き、少女を見つける。すると、

「お嬢ちゃん、どうして石を投げたんだい?」

「お兄さんがお姉ちゃん達を殺そうとしてるから! お姉ちゃん達はいい人なんだよ! 私を助けてくれたもん!」

どこかで見たと思ったら、さっき研究所から出てきて、家に帰るように言った少女だ。

「そうか、だが、他の人間にこんなことをしたらいかんぞ。それに、お姉ちゃんの為だとバレると殺されるかもしれんからな。気をつけるんだぞ」

そう言うと少女の頭に手を置こうとする。しかし、少女はその手を振り払い、目の下に指を当て、下を出しながら、

「べー、だ!」

と飯野兄の脛を蹴ると逃げて行った。

「痛! ま、いいか。陣はできたか?」

この隙に陣を書いていた、シンは、

『できたわよ。さあ準備を』

その声を聴いた皆は陣に乗る。そして、陣は光だし私達は異世界に跳んだ。

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