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魔法少女でイイノ?  作者: 月読雨月
一章 魔法少女でイイノ?
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魔法少女でイイノ?17話 決着

捨て身の珠樹

 

このままじゃ勝てない私はそう感じて、戦法を変えることにした。先ほど周りの壁が壊れてあのルシフェルを止めた。ならその前から戦闘の影響で壊れた壁から、入り込んでいる、水を利用すれば良いのではないか、けど水のサモンエッグでも……。その時お兄ちゃんの言っていた、あの言葉が思い出された。サモンエッグを飲み込まないようにっという言葉を。

「強い力が必要なの! 一度捨てた命、償うために、使えるなら!」

私は水のサモンエッグを飲み込んだ。そして水が、肩の高さまで来たのでしゃがむ。変化はすぐ現れ、足が尾ビレになり喉周辺にエラができた。ルシフェルを斬りつけ始めた。ルシフェルの周りを回りながらずっと刃を刺し続けている。そうこうしている間にルシフェルは倒れた。水面から顔を出し、上を見るとルシフェルの首が飛び、それをしたであろう成水さんが飛んでいた。

「脱出しますよ! 珠樹さん!」

そう言うと彼女は上の出口へと安藤さんを抱えて飛んでいった。その後ろに知らない女の子が続く、私はマーメイドモードになってから飛び方がわからないので、水が満たされてから出ることにした。


詩織の一撃


「頑張ってますね……珠樹。私も、頑張りましょう!」

私は敵に接近しようと前進しようとしたが、希望の少女に手で制止され、

「まあ見ててって」

と言うと地面に突きを繰り出した。するとこちらを見て、闇弾を発射しようとしていた、ルシフェルはいきなり上を向いてダメージを受けたように歯を食いしばっていた。

「下の子が当たらない位置で岩を発生させて攻撃した。あと何回殺せば死ぬのかな?」

そう言いながら彼女はルシフェルの顔までの道を作ってくれて、

「いってこい」

と彼女が言ったので私はルシフェルに突撃、

「一線両断!」

首を刎ねた。

「ほう、今ので最後だ。お疲れ」

それを聞くと、私は美智を連れて上に向かい、

「脱出しますよ! 珠樹さん!」

と声をかけて上に向かった。

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