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魔法少女でイイノ?  作者: 月読雨月
七章 侵略してイイノ?
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侵略してイイノ?28話 マーキュリーの悪あがき

マーキュリーの悪あがき


「……ふぅ、何とか終わったか。さてどうする? マーキュリーとやら」

私達、つまり神奈、代美、六角はマーキュリーを囲み武器を向けながら訊ねる。

「ふん! この名を冠する者として、命乞いなどしないわ」

私は縄を用意し、捕縛の体制に入ろうとする。そこに、

「お、捕縛するのか? それがよかろう。それにしても、マーキュリーが、六角に負けるとは……」

とサターンが、話に加わってきた。

「だけど、私はこの機械娘と戦いたかったわ。そして、一番の脅威はあの機械娘よね……」

と私を見てくる。それを無視するように、サターンは、

「マーキュリー、なぜ侵略に加わった? 我らの使命は世界の安寧、世界のあり方の手直し、そして、世界間戦争の調停ではなかったか?」

そうサターンが、問いただす。

「そうだけど、あんな世界見てしまうと助けてしまうわよ。だから、あなたを送るわ」

そう言って、私に指をさす。

「おい! 馬鹿、確かにあの世界に神奈は必要だろうが、今更何になる!」

しかしその言葉も虚しく、私は足から消えていくのがわかる。

「……何事だ! まさか!」

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