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魔法少女でイイノ?  作者: 月読雨月
七章 侵略してイイノ?
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侵略してイイノ?19話 エルピス特権

エルピス特権


「なんで~!」

弓矢が出ない、あたしはそのことで泣きそうになりながら飛ぶ。錫杖を持ち、珠樹ちゃんと遊んだ後に買った弓矢を転移魔術で出してやり過ごそうとはしているが……。あそこに群がっているMABMの中に六角ちゃんは、いるだろう。弓一つと矢一本で勝てるか心配だけど、やるしかない! あたしは弓に矢を番え放つ。威力は最大、攻撃はうまく当たり何とか六角ちゃんが見えた。

「今助けるよ~!」

錫杖で薙ぎ払いつつ手を伸ばす。六角ちゃんはその手を掴み、あたしは引き上げる。

「貴女、ルール上なら最強かもね。でも、私にはかなわないわ」

何やらマーキュリーの言うルールという言葉が気になるけど、でも……。

「あなたには負けないよ~!」

しかし、あたしにはもう武器として使えるのは錫杖と弓しかない。それは、

「バレバレよ。貴女、武器がもうないでしょう」

「そ、そんなことないもん! まだ戦えるもん!」

と虚勢を張るが多分ばれているだろう。そこで六角ちゃんが目を覚まし、

「わたくしがやりますわ。あの人の言うにはわたくしの力はイレギュラー。わたくしならやれますわ」

「ならあたしは今度こそ周りと戦うよ~」

「わかりました、背中は任せますわ」

錫杖を構える。マーキュリーはあたしたちが話している内に水でできた分身を大量に展開していた。六角ちゃんが飛んでマーキュリーの懐に飛び込む、あたしも周りの敵に錫杖で突く、そしてその突いたところの力と同じ力をすべての分身にかけた。そしてすべての水分身ははじけ飛ぶ、しかし、敵はすぐに修復を開始、そのすぐ後にまた貫いた。

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