136/207
侵略してイイノ?3話 歌う敵
歌う敵
周りが見渡す限り敵、小麦ちゃんが張ったであろう結界はまだ残っており、敵は外には出てないがそれも時間の問題かもしれない、だけど、
「何とかなる、何とかして見せる!」
そう私は自分に言い聞かせ、私は空を飛び、火のサモンエッグに火をつけて投下していく。それらは全部火蜥蜴へと姿を変え、敵に向かって飛んでいく。しかし、
「アア~♪」
と歌を歌う様に敵たちが声を上げだし、それによってか解らないが、敵の寸前で火蜥蜴達は跳ね返され、サモンエッグになり戻ってくる。
「これじゃあ攻撃が当たらないよ、ならこれなら!」
スタンガンの電源を入れ、電のサモンエッグにぶつける。雷の犬を出して、それらは歌声に邪魔されることなくゴロゴロと鳴りながら、敵にぶつかり、倒していった。




