表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法少女でイイノ?  作者: 月読雨月
七章 侵略してイイノ?
135/207

侵略してイイノ?2話 交代

交代


「あれが、砲身だね、すっごくでかい」

「ええ、そしてあそこから出て来てる機械兵たちはMABMマブンと呼ばれておりこの町を占拠しようとしているようです」

「そんな! でも名前、どうやって解ったの?」

「それは簡単です。あれらはライル姉妹のいた世界から来たそうです。ライル姉妹が言うには、あれらは侵略部隊だそうです」

「つまり小部屋ちゃんが言っていたのはこの事なのかな?」

しかし、詩織ちゃんは首を横に振る。

「判りません、ただ、彼女はこれなら耐えれるでしょ? と言って神奈から歯車を受けとって、あなたのお兄さんの部屋に入っていきました」

「なんでお兄ちゃんの部屋に……まあいいや」

状況整理が済んだのか、皐文ちゃんが、

「じゃあ行くよ、珠樹。ライル姉妹と交代だ」

「うん」

スマホで魔力感知を開始、魔力パターンを見て、ライル姉妹の元に行く。


「エスキさん、大丈夫?」

「ええ、大丈夫よ。それよりどうしたのかしら?」

「えっとね、私たちが交代するから、エスキさんとプリマさんは詩織ちゃんの手助けをして、あの砲身に攻め込んで」

「分かったわよー」

とプリマさんが了承する。そして私の家のあるマンションに向かって行くと、それにエスキさんもそれに続く、

「珠樹、敵の数結構多いけど大丈夫かい? それに永魔のリングもないんだろ?」

そう言っているうちにも敵が大量に押し寄せてくる。私はそれらを薙ぎ払いながら、皐文ちゃんの問いに、

「多分大丈夫だよ。私は」

「理由は?」

「無いけど頑張るよ」

「うーん、心意気は良いんだけどね、じゃあこれ渡しておくよ」

と皐文ちゃんは何かを投げて私に渡した。私はそれをキャッチして、

「これは何かな?」

私はすぐにウエストポーチの空きに入れるとに入れてから皐文ちゃんに聞く。すると、

「ボタンで僕たちに緊急信号が送れるって代物だよ。危なかったら躊躇わず押してね」

「うん、わかったよ」

そう言うと私たちは離れて戦い始めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ