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魔法少女でイイノ?  作者: 月読雨月
一章 魔法少女でイイノ?
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魔法少女でイイノ?10話 代美と遊ぶ

代美と遊ぶ


今日は皐文ちゃんと神奈ちゃんが忙しいと言っていたので、代美ちゃんと二人で遊ぼうって話になり、代美ちゃんは、

「ねえ、今日は電動鷹狩りしようよ~」

「いいよ、電動鷹狩り楽しいよね。そう言えば新しいパーツ買ったって聞いたよ。それも試したいんでしょ?」

 私の言葉に代美ちゃんは頷く、そしてこう繋げた。

「うん! 羽根パーツ買ったんだよ~。少しヴァーチャルで試したんだけど、良い性能なんだよ~。今日も負けないよ~」

凄くうれしそうに言う代美ちゃん、私のは少し旧式だけど、技術的には負けない自信があった。

「私も少しは上手くなったんだ。今日こそは私が勝つよ!」

「じゃあ、鷹ロボ持っていつもの高台に待ち合わせだよ~。またあとでね~」

「うん、また後で!」

と私は家に帰った。そして鷹ロボを持って高台に着く、その数分後代美ちゃんは来た。私が手振ると、ニコッと笑いこちらに走って? (ほぼ歩いているような速さで)来た。

 「今日の戦い方はキャッチ&レースだよ~。ルールはいつも通りロボ餌を飛ばしてそれを捕まえる、それからゴール地点に着いたら勝ちだよ~。ゴール地点は港公園だよ~。じゃあカウント開始するよ~」

「うん分かったよ」

カウントが開始する3・2・1・スタート!

さあはじまりました! 第二十三回電動鷹狩対戦! 先ずロボ餌が放たれ、再度カウントが開始します10・9・8……っとなんと両ロボ餌、ゴールと逆方向に飛んでいます! 3・2・1・スタート! 両者一斉に羽ばたきました。鷹ロボは半径1キロまでの範囲に居ないと脳波が届かず、操作ができません、さっそく走り出す珠樹選手、それに続いて、おおーっと! 代美選手は自転車に乗った!自転車で追いかけるー! ドンドン縮んでいく距離ついに追い越した! しかし珠樹の鷹がロボ餌を捕まえる! それに少し遅れ代美の鷹もロボ餌を捕まえる! 二人ともゴールに向かうが、少しだけゴールに近かった珠樹、頑張って走るも自転車にはかなわず追い越された! そしてぇそして!代美選手ゴール!代美選手の勝ちです! この勝負代美選手の勝ちです!

「……何? この実況? って思うんだけど、自転車には勝てないよー」

「けど、私より先にロボ餌を取られたのはビックリしたよ~。すっごい自信あったんだけどね~。……けど高速で動いて鷹を速く飛べるようにするのも主の仕事なんだよ~」

「そっか……じゃあ帰ろうか」

「あ、ごめ~ん今日はちょっとこれから用事あるから先帰ってて~」

「? ついて行くよ?」

「気にしなくていいよ~。弓を買うだけだから~」

「あー……だったら帰るね。気をつけてね」

「うん、じゃあね~」


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