100/207
戦ってイイノ?12話 代美の一気射ち
代美の一気射ち
艦橋の一番上に降り立ち、弓を構え、集中する。すると、005号が、
『代美様、対空砲火だけでは限界です。突破されます。どうか迎撃を!』
その声に反応しあたしは矢を番え、弦を引く。この敵たちの怨嗟の声が聞こえる、だが助けてあげられないだから、ごめんなさい。そう心の中で唱えて、それと同時に魔法を発動、空中に大量の弓矢を出現させ、それぞれが、戦闘機や爆撃機、攻撃機に向かって、すべての弓が矢を放った。それらはすべてどこかしらに当たった様に見え、すべてが、落ちていった。しかし、点線の枠が現れたのを確認、
「まだ出るの~?」
弓を構える、しかし、現れた瞬間それらは爆発もなく、四散した。




