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第07話 「1万円」を払う人は誰か2

残るリストには「両親」と「祖父母」がいる。


父と母を考えたとき、どちらから「1万円」を稼ぐことができるだろうか。


まず家計を握っていそうな母から稼ぐことを考える。


最近、節約節約とよく言っている。

あちらのスーパーでは魚が20円安いとか、水道は出しっぱなしにしないようにとか。


節約を手伝ったら、お金を稼げそうな気がする。


具体的な金額はわからないけど、交渉の余地はありそうだ。


父の場合は、仕事を手伝うのは無理そうだけど

休日ぐらいのんびりしたい、とよく言っている。

そんな父を休日だから、と母はいろいろと使い倒している光景はよく見る。

さらに、今は年末なので拍車がかかっている。


父からはノンビリできるよう手伝ったら、お金を稼げそうな気がする。

ノンビリとは、つまり時間のことだ。


それが1000円なのか1万円なのか、わからないが、

母の節約、父の時間をなんとかしてあげればいいのだろう。


この方向性で考えてみるか。


ケンタは、ようやく「1万円」稼ぐ計画に光が見えた気がした。


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