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第02話 財産を売って「1万円」を稼ごう

庶民のケンタは考える。


バイトじゃなくて金を稼ぐには、どうしようか?

「1万円」だけでいい。


モノを売るのはどうだろう?

自分の家には漫画やゲームソフトがある。

年末の処分として売ってしまえばどうだろうか。

来年から受験生だし。などと言い訳しつつ、売る方向で整理してみる。


漫画は新旧合わせて100冊以上あった。

ゲームソフトは意外と少なく7本。しかも最新作は買っていない。



これでは「1万円」に届かないかな、と少し憂鬱になるケンタ。


以前、ケンタは中古書店に漫画を売ったことがある。

しかし査定額は1冊20円もいけば御の字。7割は査定額ゼロ円。


ゲームソフトも同様に1000円も行けば御の字。100円ということも少なくない。


ざっと算定すると漫画で400円、ゲームソフトで3000円いかない程度か。


悪くないが、良くもない。

何より、身を切ることは1回しかできないのに、目標額にはとどかない。



今持っているモノを売る、という方向性はダメだな。俺、庶民だから財産がないんだ。


庶民のケンタは賢くなったが、哀しみを覚えた。


別の方向性で考えなければらない。

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